明治後期 手提菓子重 梅模様

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明治後期の製作と思われる手提の菓子重です。高さが六寸ほどの小さなものです。金具が若狭独特の真鍮製のもので、とても機能的で使い易い優れものになっています。変り塗は卵殻散らしの中に梅の模様を配したもの。中の空いた慳貪式の蓋ですが、狂いなくピッタリと収まります。相変わらず見事な木地作りです。

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    kyusha_fan

    2022/08/26 - 編集済み

    本当に見事としか言いようがないですね。
    職人の技が光ってますね。

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      グリーン参る

      2022/08/29

      kyusha_fanさん、
      コメントありがとうございます。おっしゃるとおり木地作り、塗り、金具、すべてが高いレベルで融合して作られた作品だと思います。
      当時こんなに手間暇かけて商売になったのか、心配になりますね。

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      kyusha_fan

      2022/08/29

      今で言ったら万円単位で売らないとやっていけないでしょうね。

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