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- GreenMile Museum
- 16F 万華鏡 ～ 江戸・明治期の若狭塗
- 江戸後期 五寸 四段重「花の戸」
江戸後期 五寸 四段重「花の戸」
五寸ほどの中型の四段重で、各段同じ高さとなっています。箆と菜種で模様つけをした「花の戸」という変り塗です。小型の重台には重箱を固定するための紐を通す穴が開けられています(真田紐などで固定)。木地の狂いはないのですが、表面の傷みが酷くどう修理をしようか考えているところです。漆の質自体は大変素晴らしく、金箔が透けて輝いています。手の込んだ変り塗で木地の見事さを見ても、江戸後期の作品と思われます。
小型、中型のお重に特に優品が多いのが若狭塗の特徴だと感じています。これもその内のひとつです。
![足踏みミシン [ROYAL]](https://d17x1wu3749i2y.cloudfront.net/2022/03/15/03/13/40/ecc3b191-0886-4f7e-aa6a-ceacca89a6bf/38f43a1d260849d08b95b805367adb84.jpg)
