明治初期製作 三段辦當「月代」

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明治初期の製作と思われる三段の辦當です。8×14×12.5(高さ)cmと小型ですが、やはり小ぶりの若狭塗の作品は出来がいいですね。木地は極限まで薄いのですが、狂いは全くありません。底の二方桟も繊細です。
変り塗は稗を使った「月代(つきしろ)」です。実際に自分の昼の弁当箱として使っていますが、使い易く洗い易い優れものです。

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