NHKスペシャル『鬼太郎が見た玉砕~水木しげるの戦争~』DVD

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2007年にNHKスペシャルで放送された、香川照之主演のドラマ。
香川照之が演じるのは漫画家の水木しげる先生。
自伝的戦記『総員玉砕せよ!』を執筆する姿と、そこで描かれた自身のラバウルでの戦争体験が交錯しながら描かれました。

本作では漫画『ゲゲゲの鬼太郎』から鬼太郎、目玉おやじ、ねずみ男の三者が原作タッチの絵で狂言回しとして出演。
その声は野沢雅子、田の中勇、そして大塚周夫と、第一作アニメに準拠したキャスティングがされました。
確か本放送はアニメ版『墓場鬼太郎』より前で、鬼太郎オリジナルキャストが30年振りに揃ったのはこちらが先だったはずです。

Wikipediaにも書いてありましたが、大河から朝ドラまで、テレビ黎明期より数々のNHK製作ドラマに出演されていた大塚周夫さんが、声だけとはいえ最後に出演したNHKドラマが本作になりました。

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  • Animals 16

    Jason1208

    2020/06/10

    水木しげる先生は「戦争の地獄」を見た方ですから、先生が語る戦争は本当に重いものがありました。

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      qqtys

      2020/06/10

      職業軍人の語る戦記はどこか「より勇ましく戦うことができたはず」という悔しさが透けて見えますが、召集兵のそれは「生き残った喜びと、生き残ってしまった罪悪感」が同居した複雑な感情が伝わってくることがあります。
      生き残った水木先生も、漫画『総員玉砕せよ!』では仲間とともに玉砕したことになっています。
      あとがきで「長くなるので全員玉砕とした」と書いていますが、勘繰ってしまうのは私だけでしょうか・・・。

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