2019/6/13 Local Museum 紀和鉱山資料館
初版 2019/06/19 17:45
改訂 2022/09/11 15:58
公開日:2019/06/19
◼️三重県熊野市紀和町板屋110-1
電話:0597-97-1000
紀和の鉱山は歴史が古くて、東大寺大仏に銅が、桃山城・日光東照宮や小判に金が使われたようです。近代、石原産業が紀州鉱山を設立し、1978年の閉山まで44年間、銅を目的に稼行しました。
博物館には実際使用されたトロッコ電車や掘削機等が展示され、近世と近代の鉱山の様子をジオラマ再現しています。産出する黄銅鉱、ホタル石、方解石といった結晶鉱物は好きなものにはたまりません。
敷地内には無料の足湯(6/13時点修理中)や、事前にお願いすると鉱石の体験採掘が出来ます。ただ、担当者さん1人なので、不在の場合は入館に少々手間がかかったりします。ご了承願います。マナーとして入館料を万札で支払ったりしないでください。お釣りの用意は有りません。
昨年、道の駅もできました。湯ノ口温泉は改装、トロッコ電車で行くいい湯です。博物館南側の高台にある選鉱場跡は、日本第2位の規模、建設当時は東洋一の処理量を誇ったそうです。廃墟マニアはここだけでも訪れた価値があります。