2019/6/1 Local Museum 生命の海科学館

初版 2019/06/14 17:59

改訂 2022/09/07 12:44

公開日:2019/06/14

◼️愛知県蒲郡市港町17-17

 電話:0533-66-1717

立派な博物館ですが常設展示の方向性に疑問があります。隕石やカンブリア紀の化石は珍しいですが、隣の豊橋自然史博物館と比べてしまいます。ホロタイプ標本のクジラもペルー出身では、里帰りしなくて良いの?と思ってしまいます。

1階の片隅に地元幡豆の石の陳列は好感が持てました。古典産地ですが、吉良の青鳥山は有名なペグマタイト産地なのでなにか展示がほしい気がします。吉良のキラは雲母のキラですから。もとい、幡豆も吉良もお隣西尾市でした。

ワークショップに力を入れていたり、昼時に親子がお弁当広げて食べてる風景は地域のコミュニティとして機能しているのだなと感じます。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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    0214seiji

    2019/06/15

    建物がカッコイイですね。

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      prin

      2019/06/15

      コメントありがとうございます。
      博物館が出来る歴史には必然があるのですが、ここは情報ネットワークセンターとして郵政省の補助金で出来ています。お金がある分、建物は立派なものです。
      展示している化石も購入価格が高すぎるとして裁判が行われ市側が負けています。詳しくは判決文をググってください。”この展示で500円!”、費用をかけた曰く付きの博物館です。地元の特色を少ない予算で知恵と人力で工夫して発信している博物館に補助金増額お願いします。

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      prin

      2019/06/15

      もとい、裁判は一審で市側が負けましたが、最高裁の判決で市民グループが負けました。

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