2022/4/8 竜串海岸の丸い石

初版 2022/04/12 05:46

改訂 2022/09/07 12:42

公開日:2022/04/12

Local Museum 竜串ビジターセンターうみのわ

◼️高知県土佐清水市三崎 今芝4032-2

電話: 0880-87-9500

江戸時代のお遍路ガイドブックにも登場する"竜串海岸"です。アプローチは桜貝の破片でうっすらピンク(大昔のお話です)の桜浜です。

竜串海岸から見残し海岸に続く海岸線は「地質の博物館」と呼ばれ、約1700万年前に堆積した三崎層群竜串層の泥岩・砂岩の互層が続きます。漣痕等の底痕や、斜交層理等の堆積構造、タフォニー等の侵食微地形、無数の生痕化石(Ophiomorpha nodosa)を観察できます。

いたるところに顔を出す鉄質ノジュール、どのような経緯で生まれたのでしょうか?土佐清水ジオパークの疑問は、"竜串ビジターセンターうみのわ"の専門員さんが丁寧に解説していただけます。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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