2019/3/14 Local Museum 戸台化石資料室

初版 2019/06/02 08:00

改訂 2022/09/07 12:44

公開日:2019/06/02

※中部地方中心ですが、今までにモノ日記に登場していないGEO系博物館を紹介します。

◼️長野県伊那市長谷溝口1188-1長谷公民館内

 電話:0265-98-2009(伊那市教育委員会生涯学習課長谷教育振興係)

南アルプスジオパーク、中央構造線沿いに細長く戸台層は分布しています。白亜紀の三角貝やアンモナイトの産地として明治期から注目されてきました。

この資料室がユニークなのは、戸台の化石保存会が主催する年2回の学習会で採取した化石を採集者が持ち帰らず、自ら整理して資料室に収蔵している点です。産地を荒らさず、大切な資料が散失せず、データ蓄積するシステムとして”戸台方式”と呼ばれています。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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