2021/9/7 郷土資料館とHOROSSA!

初版 2021/09/08 16:47

改訂 2022/09/07 12:42

公開日:2021/09/08

大野市和泉郷土資料館の「九頭竜層群-ジュラ紀の海を知る」企画展です。少ないであろう予算の中で、学芸員さんが頑張っている感じです。初公表のトリゴニアとオウムガイが目を引きます。

資料館入場券の提示でHOROSSA!の入場料優遇、団体料金で体験できます。平日午後の体験は私1人にスタッフ3人。希少な化石を発見することは?一目で美味しくない石達です。化石採取を模擬体験することが目的の施設なのでしょう。大野市より委託された民間会社が運営しているようです。業者は、市の作成した仕様書に基き定められた労務費単価を用いて積算(驚く金額の労務費単価×日数+機械•材料や交通通信などの費用=直接費に対して更に諸経費率表から算出した諸経費を足します)した金額を上限に契約している訳で、客が入ろうと入らまいと関係なしです。つまり、売上げは気にしなくて良いのです。業者は仕様書に無い工夫は出来ず、暇なほど楽できます。まともであれば歯痒い思いでしょう。大野市の施設であるがゆえ存続できている感じです。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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