2021/8/20 小さな展示会

初版 2021/08/20 15:15

改訂 2022/09/07 12:44

公開日:2021/08/20

近所の公民館で"めずらしい石展"という名の展示会です。

瀬戸の陶土層から採取された立派な水晶や、根尾の菊花石・真名川の時計石に混じり「豊田広幡町産 菊花石」があります。球顆の小ぶりな大きさと、長石の結晶のみで構成された核が認められない、八幡宮の水盤に使われた「西広見の球状花崗岩」にすこぶる近しです。見たところ新鮮な破断面で露頭から直接採取したかのようです。お聞きしたところ広幡町の知人より譲り受けた石で、持てないほどの岩塊もあったそうです。採掘し尽くされたとされている産地に、まだまだ知らない露頭がありそうです。

小さな展示会で大きな収穫です。調べに行かねばなりますまい。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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