2021/6/16 Local Museum 野尻湖ナウマンゾウ博物館

初版 2021/06/23 06:42

改訂 2022/09/07 12:44

公開日:2021/06/23

◼️長野県上水内郡信濃町野尻287-5

電話:026-258-2090

考古学と地質学と古生物学の接点の博物館です。

1948年、野尻湖畔で旅館を営んでいた加藤松之助さんがゾウの臼歯の化石を発見しました。学者が議論する中で「とりあえず掘ってみよう」と提案したのが井尻正二先生です。

1962年より本格的に始まった発掘調査の成果を中心に展示しています。野尻湖発掘調査は、従来の専門家による考古学視点での予算と期間が限定された遺跡調査とちがい、誰でも参加の古生物学・地質学を取り入れた参加者の費用による発掘です。

博物館1階には原始人に扮装する体験コーナーがあり、野尻湖周辺にはナウマンゾウのモニュメントが34体設置、妙高戸隠連山・黒姫山の眺望は映える写真のスポットです。

Author
File

prin

球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

Default