2021/6/4 Local Museum 大谷資料館

初版 2021/06/07 05:03

改訂 2022/09/07 12:44

公開日:2021/06/07

◼️栃木県宇都宮市大谷町909

電話:028-652-1232

旧帝国ホテルの建材に使用された大谷石の産まれた場所です。中新世中期のグリンタフ変動による熱水変質した凝灰岩は防湿性・耐火性に優れ、柔らかく加工しやすさから、江戸時代の中頃から盛んに採掘されました。

資料館は広さ2万㎡・深さ30mにもおよぶ地下採掘場跡を見学できます。この「未知なる空間」ではコンサートや演劇、能楽や美術展などの会場や教会として利用されるなど、イベントスペースとしても注目を集めています。

案内には「当館の敷地が広範囲のためカーナビに住所で入力されますと山の中で迷子になりますのでご注意ください!電話番号か施設名のオオヤシリョウカンでご入力してください」と注意書きがあります。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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