2020/11/3 Local Museum 東栄町立博物館

初版 2020/11/04 08:29

改訂 2022/09/07 12:44

公開日:2020/11/04

◼️愛知県北設楽郡東栄町大字本郷字大森1

電話:0536-76-1266 (東栄グリーンハウス)

頻繁に入館者が訪れる訳ではありません。通常は鍵が掛かっています。展示内容も久しく変化なしでしょう。昭和の匂いがします。

柴石峠の化石標本の前身は振草自然科学センターです。昭和52年に片桐義一さんの寄贈によるものです。その後、平成4年に町立博物館に統合されました。2階展示室の北設楽の化石標本は、設楽警察署の次長で在られた馬場強さんの「化石はふるさとに帰すべき」との思いで寄贈されました。

総合社会教育文化施設として整備された宿泊・文化・運動の施設は小学校移転用地として取り壊される運命でした。平成23年に東栄グリーンハウス存続派の町長が当選するにあたり白紙となります。

お二人のコレクションが散逸せずに地元に残され、公開され、教育に寄与しています。展示されている"石"たちの幸せです。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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