2019/12/14 Local Museum 飛騨民族考古館
初版 2019/12/16 17:53
改訂 2022/09/13 05:29
公開日:2019/12/16
◼️岐阜県高山市上三之町82
電話:0577-32-1980
正月飾りが欲しいとの天の声、高山に向かいます。蛤石を展示する飛騨民族考古館の館長はお元気でしょうか。あいにく早朝で開館前のようです。この建物、高山城主金森家の御典医の住まいと伝えられています。外見は江戸期の高山建築の典型です。しかし、吊天井や忍窓、井戸の抜け穴があり秘密基地のようです。飛騨は鉱物資源や木材資源が豊富で徳川家の直轄領でした。医者になりすました何者かの隠家だったのかもしれません。
飛騨の師走の風物詩、"花もち"。陣屋前の朝市で買いました。花もちは、冬場に生花がなくなる雪国の人々が生み出した正月の飾り物で、木の株から出た枝に紅白のもちを巻き付け福を招くといわれる縁起物だそうです。おばちゃんに食べ方を聞くと、昔は非常食かも知れないが、一年飾ってホコリに塗れ、誰が作ったか判らない物を誰も食べないそうです。
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2020/11/14飛騨民族考古館は令和2年5月末に閉館となりました。お疲れ様でした。