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- The Beatles:「A Collection Of Beatles Oldies」日本盤 Odeon OP-8016
The Beatles:「A Collection Of Beatles Oldies」日本盤 Odeon OP-8016
埋もれてしまったベスト盤『オールディーズ』('67) 東芝オデオン赤盤です。オリジナル英国発売は'66年。
巷的には余り評判良いとは言い難いジャケットも個人的には大好き!なんならビートルズの私的アルバムカバー選手権の5位入賞くらいに食い込んでくる一作であります。(因みに1〜3位は米盤独占!)
作画はロンドン在住のオーストラリアのアーティスト David Christian。
モッズとサイケの過渡的な・・・Swinging Londonなイメージで実にカッコいい!ビートルズ関連では、これ以外にも同時期の各種アドバンス(雑誌広告)やマジカルミステリーツアーのレター(映画のバス側面使用/レコードカバーロゴとしても使用)を手掛けられた様です。
レコードの選曲の余りの統一感の無さ(=選曲基準の不明瞭さ、いや?それはたった3年程の間のBeatles自身の音楽的変遷故と捉えた方が良いのでしょうか?)も逆に今では新鮮で良いですね^^?
来日中撮影の裏JKに使用された写真は、オリジナルが裏焼きだったのに対し"寿"の漢字が判読出来る日本でのリリースでは修正された…となにかに書いてあり「ほ〜」と当時思いました。
しかし何より素晴らしいのは福田一郎さんによる「昨日、今日そして明日のビートルズ」というタイトルのライナーノーツに尽きます。『ラバーソウル』から最新アルバム『リボルバー』の想定以上の成功、その音楽性の革新と実験性、他のジャンル愛好家の方々をも魅了する・・・頭では知識として定説の『SGTペパー』前夜のロックのevolutionを生々しく現在進行形で読むことが叶います。
#Beatles #ビートルズ #Oldies
利右衛門
2024/07/21 - 編集済みちなみに、アルバムカバー選手権の1-3位の米盤というのはどのアルバムなのでしょう?
とても気になります〜(笑)
ライナーノーツは国内盤の大きな魅力の一つですよね!こういうレビューを拝見すると、読んでみたくなっちゃいます♪
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nine_o_nine
2024/07/22 - 編集済み#3 『Hey Jude』
#2 『Beatles' Story』
#1 『Something New』
と言った感じです。コンパクト盤の「Yesterday」「Nowhere Man」も大好きです。
なんども何度もライナーノーツと歌詞カード見ながらスピーカーの前座ってた頃が懐かしいです(その位、教科書とか参考書見てたらな?…とか(笑))
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利右衛門
2024/07/22おおお、ビートルズ物語の存在を忘れてました!(笑)
確かに4人の写真とはためくユニオンジャックはカッコイイ✊🔥
US編集だと私はSecond Albumのジャケットも好きですね!
USは何だかんだジャケットはとてもイカしてると思います♪
そしてライナーノーツ。
ネットなんて無い時代、もうこのライナーノーツに書いてある情報が全てでしたので、私もライナーノーツ手にしながらアルバム聴いてましたし、歌詞覚えたくて、歌詞カードをノートに書き写してました。
213曲分の英語の例文が頭にインプットされてたので、英語の点数だけは良かったです(笑)
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nine_o_nine
2024/07/23『Second Album』もいいですね!英盤にはない大ヒット曲が入っている事もあって、また煌びやかなエコー(?)もかかった初期の米盤はどれも聴いていて本当にワクワクします。
英語、流石!!でございます^^👍…片岡さんの「ビートルズ詩集」にはじまり「ビートルズで英語を学ぼう」とか折々買ってはみましたが・・・(苦笑)
その片岡さんの詩集で"?"と感じた直訳でははかり知れない詩の奥深さやバックストーリーを知るにつれ嵌り、学部とは全然無関係な英詩研究ゼミなんか履修したりして。懐かしいです。
今日は朝から『Second Album』を聴いています♪
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kyusha_fan
2024/07/23 - 編集済み私もこのアルバムジャケは好きですよ。当時中学のクラスメートからこのアルバムを借りてからビートルズに染まっていったので思い出たっぷりのジャケットてす。
福田一郎さん、今でもご存命だったら色々音楽の話を聴かせて頂きたいですね。
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nine_o_nine
2024/07/23このジャケ好き!とお聞きし嬉しいです^^
ベスト盤としましては、自分達が聴き始めた頃は『赤盤・青盤』リリースの数年後だった頃もありまして、どちらかと言えば其方が代名詞的で『オールディーズ』は既に存在感希薄だった様な記憶があります。。。
しかし久し振りに改めて聴けば'66年の'ベスト盤的アルバム未収録曲集'としてとても新鮮に感じます♪
福田一郎さん、仰る通りですね・・・
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