完結編 グリースガンをいじりました…の巻

初版 2020/05/02 14:48

改訂 2023/08/05 09:01

グリースガンの最終回です。

先日、バレルの押しピン跡を埋めるのにサーフェイサーを塗りまして、この↓状態で2~3日乾燥待ち。こういうのは我慢が大事です。

せっかちなのですぐに次の工程を始めてしまう私ですが、今回は我慢しましたw

ペーパーをかけて磨いていきます。

数時間後、こうなりました。

このキャロムの『ブラック・スチール・・スプレー』ですが、乾燥後はしっかりした塗膜をキープしてくれますが、意外と下地の荒れ具合が表面に出てきまして、元の塗料が残っているところ(ペーパー掛けて無いところ)と、ペーパーをかけたところがムラに残っていると、スプレー後に輝きに差が出てきます。


そこで、このようにバレル全体を磨き塗料もすべて落とし、全体の表面を均一の粗度にしています。(このM3A1の素材はABSです)


水分をしっかり拭き取り、お次はいよいよ最後の塗装工程です。

このキャロム製の『THE BLACK STEEL』という塗料は、普通のプラ用スプレーと性質が違います。

ネットで調べてみると、金属にも塗布できるので、モデルガン系以外でも車や車のパーツをいじる方も使っているようですね。

プライマーなしで金属塗装OK、乾燥後はガラスコーティング並みの硬度…、などなど、評判がいいようです。(¥2700とちょっとお高いのがタマにキズです。)


私はたまたまネットで見つけて何気なく買っただけなんですが、後で以上のような評判を知りまして、なるほど、、、と。

しかも、なかなか無くなりません。

容量300ccだそうですが、南部14年式を1挺、グリースガンを1挺、ザクのバズーカやマシンガン類を山ほど塗装しても、まだ無くなりません。拳銃サイズならもう1挺くらい塗装できそうです。


タミヤやクレオスの模型用スプレーと違い、何だかフワッと霧状に出てくる感じで、うっすらスプレーするだけで塗膜というかコーティングされる感じで、しかもすぐ乾燥が始まり1膜できあがります。

それを時間をおいて繰り返していくだけで、がっちりした塗膜、コーティングが出来上がります。そして乾燥後は「塗料」の感じと違う「カチッ」とした表面に仕上がるのです。

なので、塗るのにそれほど量を必要としないのでしょう。フワッと軽く掛けるだけで仕上がりに近い感じがでますので。


・・・ちなみに上の写真、後ろの食器類は「欠け茶碗」たちで、カケたところをタミヤパテで修復中です(笑)たぶん普段使いには何とかなるでしょうw 

バレルのサーフェーサーが乾燥する間、ビア樽貨車をいじったり…、食器を直したり…、ザクを組んだり…、ホームズのゲームブックをやってみたり…、いくらでも時間を潰す対象がありまして。。。


そうこうしているうちにバレルの塗料が乾燥しました。

いよいよ最終工程、バレルを本体に取り付け戻します。

ワクワクしますね。

祝!完成です。

あとは、前にもちょっと書きましたが、各部のエッジ部をシルバーでドライブラシして控えめなハゲ表現、タミヤのウェザリングマスター等でうっすらサビの表現をかけてみたり、、、気が向いたら微妙なリアル感を出すべく取り組みたいと思います。

が、今回はいったんこれでひと段落といたしますm(__)m


※この塗料の乾燥は5時間で硬化し、金属地肌の場合は計48時間で完全乾燥とのことです。


#レストア

#M3A1

#グリースガン

#ブラックスチール

#ガンメタル

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T. S

I am a collector....

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    T. S

    2020/05/02 - 編集済み

    完全に塗料も乾燥もした感じなので、ガスを入れて試射(空ウチ)をしてみました。

    ガシャ!とボルトを指で引き、トリガーを、、、
    ドドドド!と快調に出る瞬間、「ポン!」と何かカタマリが飛び出しました!(◎_◎;)

    …銃口のマスキングに詰めていたティッシュを外すのを忘れてまして(笑) まるで鼻血の詰め物が鼻息でスッ飛んだみたいでした…。

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      T. S

      2020/05/03 - 編集済み

      本文最後の完成写真2枚は、まだ鼻血の詰め物が先っチョに詰まっているのに気付いてなかった時のものデスw。

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    MOYO.

    2020/05/03

    カッチョいいぜ!グリースガン!(笑)。

    マックイーンの「突撃隊」を思い出させますね!

    有難う御座いますm(__)m。

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      T. S

      2020/05/03

      グリースガンを見て「フューリー」と仰らないところで大体のお年が分かっちゃいマス(笑)

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      MOYO.

      2020/05/03

      T.Sさん。すみません…

      自分は古い人間ですから…「健さん風で」(笑)。

      有難う御座いますm(__)m。

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      T. S

      2020/05/03 - 編集済み

      これを見て薬師丸ひろ子さんを思い出す人も同世代ですw
      しかし、グリースガンはなかなかカッチョよいですね。無骨な感じがイイです。

      私は、これを譲ってくれた知人に大感謝ですm(__)m

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      MOYO.

      2020/05/03

      T.Sさん。グリースガンを乱射して、「か・い・か・ん」と呟いたならば、そんな人はもうオッサンホイホイの仲間入りですね(笑)。

      有難う御座いますm(__)m。

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      T. S

      2020/05/03 - 編集済み

      YES(笑)
      これ、本当にカイカンです。ドドドドドとフルオート・ブローバックの迫力があります。電動ガンと違う(モーターとギアの音のしない感じ?)、なんだかモデルガン的な楽しみ方もありますね。

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    塚原ユズル

    2020/05/10

    私も塗りたい銃がありましたので、参考になりました!!ありがとうございます!

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      T. S

      2020/05/10

      本日、補充の黒に加えてシルバーも買ってみました。
      ザクバズーカを1門、シルバー仕上げにしてみようと思います(笑)

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