『プライベート・ライアン』《DVD》

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米映画『プライベート・ライアン』(1998年公開、スティーブン・スピルバーグ監督作品)の日本版DVDです。
“ノルマンディー上陸作戦を成功させたアメリカ軍だったが、ドイツ国防軍の激しい迎撃にさらされ多くの戦死者を出してしまう。そんな中、アメリカ陸軍参謀総長ジョージ・マーシャルの元に、ある兵士の戦死報告が届く。それはライアン家の四兄弟のうち三人が戦死したというものだった。残る末子ジェームズ・ライアンも、ノルマンディー上陸作戦の前日に行なわれた空挺降下の際に敵地で行方不明になったという報告が入り、マーシャルはライアンを保護して本国に帰還させるように命令する。”
トム・ハンクス、マット・ディモン主演により、第二次世界大戦欧州戦線の実話を元にした映画です。戦場の臨場感を描くというスピルバーグ監督の意図により、冒頭のノルマンディー上陸作戦がデジタル技術も駆使して、凄まじいばかりの迫力でした。本人の兄弟が全員戦死したにもかかわらず「戦場の“兄弟”を見捨てられない」と本国召還を拒む、ジェームズ・ライアン一等兵よりも、戦場恐怖症に陥って後に立ち直るアパム伍長に共感するという意見も分かる気がします。
聞いた話ですが、撮影エキストラの中にユダヤ人強制収容所の経験者の方がいて、撮影開始の合図である“Act!”という掛け声で、独軍兵士の「行け!」「急げ!」という掛け声のトラウマを思い出して動けなくなり、撮影が一時中断したという話を聞きました。
#プライベート・ライアン #SavingPrivateRyan #スティーブン・スピルバーグ #トム・ハンクス #マット・ディモン #戦争映画
https://youtu.be/mSWa-IUtXdM

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    13f_shizu

    2020/02/24 - 編集済み

    Ⅿディモンはボーンシリーズから好きでこの作品も 勿論見たんですがjasonさんが書かれてる通り戦闘シーンは凄かったですね もうびっくりの連続で怖いくらいよく出来過ぎていて見ていても銃声がすると頭下げたりしゃがみかけたりしました ふふっ

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    woodstein

    2020/02/25

     何しろ素晴らしいのがジョン・ウィリアムズの音楽で、公開から20年以上経過した現在でも日常的に聴く映画音楽の一曲です。ただ、この作品を境にジョン・ウィリアムズの映画音楽は劣化し始めた、というのが私の持論で、それはいずれジョン・ウィリアムズ担当のサントラ盤を展示する際に紹介したいと思っています。

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    • Animals 16

      Jason1208

      2020/02/26

      13f-shizuさん、woodsteinさん、コメント有難うございます。
      戦争映画としては、大戦果を挙げるわけでもなく、正義対悪というわけでもなく、局地的な戦いで、つまるところライアン一等兵の救出は果たしたものの犠牲も多いと、虚しい結末なんですが、それが逆にリアルで奥行きの深い人生を描いた映画だったと思います。

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