須磨の嵐  桜井英顕  アルファ・レコード

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夭折の筝曲家、桜井英顕によるグループ、「須磨の嵐」によるファースト・アルバム。アルファ・レーベルの第一回リリースによる1970年の作品。純邦楽でもあり、フリー・ジャズでもあり、前衛。実験音楽でもあり、フリー・インプロビゼイション・ロックともいえ、現代音楽ともいえる、しかし一方で、それらのどれでもないとえる、極めて特殊かつ独創的、カテゴライズ不可能な音楽といえるのではないでしょうか。グループはこの後、黛敏郎を迎えてセカンド『序破急』も発表しますが、こちらのほうが彼らの本質を捉えた作品であるような気がします。セカンドも十分面白い日本のアンダーグラウンド・ミュージックですが。そして何よりも問題なのは、アナログ時代だろうとCDになってからだろうと、まったく顧みられることなくリイシューなどとは無縁のまま半世紀が経過しているという、この不毛さ。こういう音楽文化は絶やすべきではないと思いますけれども。#邦楽 #黛敏郎
#筝曲 #桜井英顕 #現代音楽 #アナログレコード

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