ベアモデル アクマニヤ星人 蓄光成型 スタンダードサイズ ミニサイズ怪奇隕石アクマニヤ付き 平成物

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巨大な目玉状の物体、怪奇隕石アクマニヤの姿で地球に飛来したのち、団地一帯に取り憑き、様々な怪奇現象を巻き起こしては人々を恐怖のどん底に陥れたアクマニヤ星人。
一応、星人と名の付く宇宙人ですが、団地の住人を相手に花束や引き出しの中から青白い手を出してみたり、水道の蛇口から真っ赤な血が流してみたりと、やってることはまさに悪霊そのもの。(往年の怪談映画の巨匠、中川信夫監督が演出を手掛けたこともあって、ドラマパートはもろにホラー仕立てでしたね)
西洋の悪魔を連想させる二本角に巨大な一つ目という禍々しいビジュアルと相俟って、怪奇・ファンタジー色が強い『ウルトラマンレオ』中盤のキャラクターの中でも、ひと際印象的な宇宙人でありました。

そんなアクマニヤ星人を平成14年(2002年)にレトロテイストでソフビ化したのがベアモデルです。
パッと見は単純そうなデザインですが、よく見ると意外と凝ったディティールを持つアクマニヤ星人。このソフビでは本数の多い牙や長く突き出た足の爪など、かなり着ぐるみに忠実に再現していますが、その一方で飛膜状のヒラヒラした部分の分割のような絶妙なセンスが光るアレンジもあり、ベアモデルお得意の「着ぐるみの特徴を上手く消化したリアル寄りの造形でありながら、昭和の怪獣ソフビと並べても違和感を感じさせない抜群のレトロ感」を持ったソフビとなっています。前項で紹介したウリンガ同様、ベアモデルがそれまで持ち味としていたブルマァク初期的なユルくて粗い造形から、ブルマァク中期~後期の傑作ソフビ群を彷彿させるハイレベルな造形にシフトしてきたことを示すターニングポイントとなったソフビといえます。
画像のアクマニヤ星人のソフビは、1期発売から5年後の平成19年(2007年)にショップ限定でリリースされた2期バージョン。暗闇の中でレオ相手に戦ったこの星人のイメージに相応しい蓄光仕様です。更にこの2期には、怪奇隕石アクマニヤのミニサイズソフビ(画像6枚目・7枚目。こちらは緑色成型)までオマケに付いているのがうれしいところです。

#ウルトラマンレオ #ベアモデル #円谷プロ #怪獣 #ソフビ

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