新ポピー ブルマァク新製作版 ブラックギラス スタンダードサイズ 平成物

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ウルトラマンレオの仇敵、“サーベル暴君”マグマ星人が操る双子怪獣の兄、ブラックギラス。
漆黒のボディに無数の突起を持つ怪獣で、双子怪獣の弟、レッドギラスと共に再び地球防衛の任務に就いていたウルトラセブンと黒潮島で戦い、その足を折って、変身不能に追い込んだ張本人ですね。怪力自慢の怪獣であり、そんな怪獣が俯せに倒れているセブンの右足を力任せに捻っているシーンは、骨が折れる効果音も手伝って本当に痛そうでした...

こちらは平成19年(2007年)に新ポピー(2003年にユタカがB-CLUBが併合して誕生した会社。2007年にプレックスにより吸収合併される)から“ブルマァク新製作版”として発売されたスタンダードサイズのブラックギラスです。
双子怪獣のソフビは『ウルトラマンレオ』本放映時にブルマァクからミニサイズ2種とミドルサイズが発売されていますが、スタンダードサイズでは発売されませんでした。そんな訳で、双子怪獣のスタンダードサイズは平成12年(2000年)に円谷コミュニケーションズ(円コミ)から発売されるまで待たなければならなかったのですが、その円コミ版、個人的にレトロタイプとしてはかなりリアル造形に振れ過ぎていたように感じていたので、食指が動きませんでした。この新ポピー版は円谷コミュニケーションズ版に続く、二度目のスタンダードサイズソフビ化になりますが、リアルとレトロのさじ加減が程好いデフォルメには好感を持っております。ただ、せっかくブルマァクの名の下に企画されたソフビなんですから、通常のスタンダードサイズよりもひと回り小さいブルマァクのレオ怪獣6体(カネドラス・カーリー星人・ケンドロス・ベキラ・ギロ星獣・ロン)と並べられるサイズにしても面白かったかも知れませんね。

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