円谷コミュニケーションズ キングマイマイ(幼虫) スタンダードサイズ 平成物

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幼虫形態から成虫形態へと劇的な変態を遂げる怪獣、キングマイマイ。
夕陽をバックに幼虫形態が真ん中からパックリと割れて脱皮し、中から美しい翅を持って現れる成虫形態はインパクト大でしたが、それに先立つ幼虫形態も、見た目は地味ながらも相手に尻を向けて黄色いガス状の放屁攻撃をするなど、ユーモラスな姿が印象的でしたね。
幼虫形態のデザインも成虫形態と同じく池谷仙克氏によるものですが、頭部や背中を、触角や翅を収納した、いわば“蛹”のように解釈したデザインが実に秀逸だと思います。

画像は平成13年(2001年)に発売された、円谷コミュニケーションズ(現:やまなや)のキングマイマイ(幼虫)のスタンダードサイズソフビです。
『帰ってきたウルトラマン』怪獣のブルマァクタイプソフビをコンプリートしようというハイパーホビー誌の企画から誕生したソフビで、B-CLUBブルマァク復刻のキングマイマイ成虫、M1号のヤドカリン、ベアモデルのコダイゴンなどと共に、ハイパーホビーの誌上限定として発売されました。
怪獣郷レーベルらしく、セミリアルなテイストで仕立てられた一体で、刺々しい体表など、よく再現されています。

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