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円谷コミュニケーションズ キングマイマイ(幼虫) スタンダードサイズ 平成物
幼虫形態から成虫形態へと劇的な変態を遂げる怪獣、キングマイマイ。 夕陽をバックに幼虫形態が真ん中からパックリと割れて脱皮し、中から美しい翅を持って現れる成虫形態はインパクト大でしたが、それに先立つ幼虫形態も、見た目は地味ながらも相手に尻を向けて黄色いガス状の放屁攻撃をするなど、ユーモラスな姿が印象的でしたね。 幼虫形態のデザインも成虫形態と同じく池谷仙克氏によるものですが、頭部や背中を、触角や翅を収納した、いわば“蛹”のように解釈したデザインが実に秀逸だと思います。 画像は平成13年(2001年)に発売された、円谷コミュニケーションズ(現:やまなや)のキングマイマイ(幼虫)のスタンダードサイズソフビです。 『帰ってきたウルトラマン』怪獣のブルマァクタイプソフビをコンプリートしようというハイパーホビー誌の企画から誕生したソフビで、B-CLUBブルマァク復刻のキングマイマイ成虫、M1号のヤドカリン、ベアモデルのコダイゴンなどと共に、ハイパーホビーの誌上限定として発売されました。 怪獣郷レーベルらしく、セミリアルなテイストで仕立てられた一体で、刺々しい体表など、よく再現されています。 #帰ってきたウルトラマン #円谷コミュニケーションズ #怪獣郷 #円谷プロ #怪獣 #ソフビ
円谷コミュニケーションズ スタンダードサイズ 平成13年(2001年) 帰ってきたウルトラマン 第32話「落日の決闘」dape_man
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ブルマァク キングマイマイ スタンダードサイズ 当時物
竜神岳の地底から幼虫形態で現れ、落陽の最中に脱皮し、成虫形態へと姿を変えた怪獣、キングマイマイ。 いわゆる「11月の傑作群」の中の一つ、「落日の決闘」に登場する“変幻怪獣”ですね。エピソード自体は“生さぬ仲”の父子の情愛を描いた秀作ながらも、「悪魔と天使の間に・・・・」と「怪獣使いと少年」という、あまりにも有名な二大傑作エピソードに挟まれていることもあって、何となく埋もれてしまった感がありますが、劇中で夕陽をバックに幼虫から成虫へと劇的な変態を遂げるキングマイマイは実に印象的な怪獣でした。 キングマイマイのデザインを手掛けたのは、第一次怪獣ブーム後半から第二次怪獣ブームにかけて数多くの名獣を世に送り出した名怪獣デザイナー、池谷仙克氏。『帰ってきたウルトラマン』では第12話登場のシュガロン以来となる久々の参加でしたが、昆虫っぽいモチーフを上手く二足歩行の恐竜スタイルに落とし込み、美しさと重厚さを同居させた一体に仕立てた、その仕事ぶりはやはり見事なものでした。 そんなキングマイマイの、ブルマァク当時物のソフビです。 池谷デザインの名獣を、ブルマァクの名匠が見事に具現化した傑作ソフビの一つですが、同時期に発売されたムルチと腕が入れ替わったまま発売されたことでも有名なソフビですね。とはいえ、ある程度のキャリアのソフビマニア、コレクターは、キングマイマイといえばこのブルマァク版でその形を認識してしまっているので、その事実を知ってもそれほど違和感が無かった、というのが正直なところだったのではないでしょうか(笑) 劇中カラーとは全く異なりますが、肌色成型にメタリックブルーが美しく映えている彩色がまた素晴らしいと思います。 #帰ってきたウルトラマン #ブルマァク #円谷プロ #怪獣 #ソフビ
ブルマァク スタンダードサイズ 帰ってきたウルトラマン 第32話「落日の決闘」dape_man