- dape_man Museum
- 13F ミステリー
- 喪服の訪問者 DVD-BOX
喪服の訪問者 DVD-BOX
平成18年(2006年)にインディーズ系レーベルのウルトラ・ヴァイヴより発売された『喪服の訪問者』のDVD-BOXです。
『喪服の訪問者』は、昭和40年代に日本テレビ系列で放映されていたサスペンスドラマ枠「火曜日の女シリーズ」の一本として、昭和46年(1971年)11月~12月に全6回で放映されたドラマです。ヒロインは旧日活出身の丘みつ子で、エリート銀行員の夫役が今や司会者のイメージしかない関口宏。この二人が演じる、幸せを絵に描いたような若夫婦が、夫が起こした交通事故をきっかけに被害者の未亡人とその姉と同居する羽目になり、サイコな姉妹に不条理なまでに翻弄され、追い詰められていく...というスリラーです。とにかくこのサイコな姉妹が本作の見もので、妹役に東宝出身の団令子、かつての「お姐ちゃんシリーズ」や「若大将シリーズ」の頃とはイメージがガラリと異なる妖しい悪女を演じています。そして、更に恐ろしい姉役には大塚道子、のちに俳優座の代表まで務めた名女優ですが、本作では厚化粧で車椅子に乗り、趣味は昆虫標本という奇人を演じていて、これがもう本当にトラウマレベルの怪演!
監督は“カルトの帝王”石井輝男。テレビにも進出した頃の作品で、団令子と大塚道子の怪演を得て、映画同様に一種異様な石井ワールドを展開しています。
#石井輝男 #丘みつ子 #日本テレビ #火曜日の女シリーズ #国際放映 #ウルトラ・ヴァイヴ
オマハルゲ
2020/09/13これは気になるドラマですね。
当館では「大塚道子」はローレン・バコールの吹き替えで取り上げました。「悪女」のイメージが強い大塚さんですが、このようなインパクトのある役までやられていたとは…。
2人がいいね!と言っています。
dape_man
2020/09/13「火曜日の女シリーズ」での大塚道子さん、こんなサイコな役柄ばっかりなんですよね。星由里子さんがヒロインの『木の葉の舟』『木の葉の家』ではマザコン男の母親役で、こちらも強烈でした...
2人がいいね!と言っています。
オマハルゲ
2020/09/13悪役をされてる方が吹き替えだと正義のヒーローだったり清楚なヒロインだったりします。そのギャップが面白いと思ってます。
このドラマは未見ですが、何やらゾッとする役柄だとあまりのギャップに頭が混乱しそうですw
5人がいいね!と言っています。
dape_man
2020/09/13機会がありましたら是非ご覧になってください!
4人がいいね!と言っています。