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Clinozoisite / クリノゾイサイト
クリノゾイサイトは、和名を単斜灰簾石と言うソロケイ酸塩だ。
ゾイサイト(灰簾石)やエピドート(緑簾石)と共にグループとなる石である。
緑簾石グループに属するわけだが、どうやら30種類以上の鉱物が属しているようだ。
色々見てみると、褐色の物が多い様だ。
スピネルと同等の屈折率を持ち、明るい黄色のクリノゾイサイトは非常に綺麗。
赤色やピンク色のクリノゾイサイトがある様だが、ルースになる素材は見つけられるか。
ピンク色の物は新潟県糸魚川市でも見られるクリノチューライト(単斜桃簾石/含マンガン)に分類されるのだろう。
文献にはマンガン含有量が何%でチューライトに分類されるとも書いてあった。
そうなるとやはり赤味を帯びたクリノゾイサイトも全然ある訳だ。
こちらのクリノゾイサイトは、ミネラルマルシェにて購入した。
かなり黄色が強く、内包物はある物の透明度が高めである。
パキスタン産だがここ迄綺麗であれば十分である。
価格は0.6ct強で5,000円(値下げ後)と可なりお手軽だ。