- amyurieru Museum
- 1F 鉱物資料
- Forsterite 1.084ct
Forsterite 1.084ct
<鉱物の説明>
フォルステライトは1824年、イタリアのベスビオ火山のソンマ山で発見された。
イギリスの博物学者で鉱物収集家のアドラリウス・ジェイコブ・フォースターに由来している。
ホワイトオリビンとも呼ばれる。
鉄-苦土橄欖石の固溶体であるが、含んでいる鉄の割合が少なくマグネシウムの割合が多い物をフォルステライトとしている。
鑑別上で、鉱物名は「天然オリビン」になり、
宝石名が「フォルステライト」と掲載される。
<鉱物データ>
分類 ケイ酸塩鉱物
化学式 Mg₂SiO₄
結晶系 斜方晶系
へき開 不明瞭
モース硬度 7
光沢 ガラス光沢
色 無色、緑色、黄色、黄緑色、白色
条痕 白色
屈折率 1.63-1.67
比重 3.21-3.33
<その他コメント>
こちらのフォルステライトは、東京池袋で行われたミネラルマルシェにて手に入れた。
肉眼で見ると透明度が高いのだが、無色系鉱物の撮影では基本的に少しの内包物でも白んで見える。
目で見るよりも白く映ってしまった。
後日、日独宝石研究所にて鑑別書を作成、フォルステライトで仕上がった。
参考文献(敬称略)
コトバンク https://kotobank.jp
Gemic https://gem.agency
Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/Forsterite