Zipf-Bräu ( Märklin / HO )

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ジフ・ブロイ、、、
ちょっと調べるのに苦戦したビール貨車です。

側面にBraurei Märzerei(メルツェライ醸造所…かと)と買いてあるので、最初はそれが名前かと思いきや、、、そうではない…。

その下の Tauberbischofsheim という長いやつ、それならこれがビール名かと思ったら、、、コッチはなんとこういう地名でした。
タウベルビスショフスハイム…、ドイツ、バーデン ヴュルテンベルク州のフランケン地方北東部にある町の名前、、、なんて長いの(笑)

となると…、右のデザインの中に書いてあるはず。
よーく見たら、エンブレムの下に「ZIPF BRAU Pils」(ジフ・ブロイ)、つまりZIPF醸造所のピルスナーの貨車でした。

では最初に戻りますが、Braurei Märzereiのところ、よーく見たら、この二つの単語の間に「・」がありまして「Braurei・Märzerei」と。つまり、「醸造工場と製麦工場です」と「麦芽も自前で作ってるんだぞー」と自慢していたわけです。
やっと解明…😌ホッ

さて、このジフ醸造所、もともとは、1734年に近くのゲルラクスハイムという町にあった醸造所を、ハインリヒ・ジフ(1874-1946)という人物が1902年に購入、ジフ醸造所として運営していたものを、途中の幾たびかの経営危機と再建を経て、1930年にこのタウベルビスショフシェイムの町に移転、その後の経営の基盤を確立したのです。

その後は、町の紋章をラベルに描くなど地元密着で発展し、WW2の厳しい時代も陸軍のお抱え業社として生き残り(醸造所から東部戦線のスモレンスクまで配達便があったそうで)、戦後の苦しい時期を経て経営を続けるものの、1970年台からソフトドリンク部門(レモネードを作っていたそうで)が不振となり経営を圧迫、1980年代についに醸造会社としての歴史に幕を閉じたのでした。(1990年代前半には醸造工場の施設の全てを取り壊し、再開発地区に指定されています。)

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