金鉱石 (gold ore) 今出山鉱山 #0618

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白色緻密な石英からなる金鉱石で、少量の方解石を伴います。1枚目~4枚目の全体写真は背景をソフト処理しています。

今出山鉱山は北上型金鉱床として宮城県気仙沼市の大谷鉱山に次ぐ規模を持ち、平安時代から開発されたと言われ、江戸時代には仙台伊達藩直轄の金山でした。1929年(昭和4年)に採掘が再開され、今出山鉱業(株)が金、銀、銅、亜鉛を生産しましたが、1943年(昭和18年)に金山整備令により休山、1950年(昭和25年)頃一旦再開したものの1955年(昭和30年)に再び休山になり、翌1956年(昭和31年)に廃山となりました。

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