珪孔雀石 (chrysocolla) 赤金鉱山 栄鉱床 #0554

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銅鉱石上に二次鉱物である青白色の珪孔雀鉱が皮膜状に生成されています。(1枚目と2枚目の全体写真のみ背景をソフト処理しています。)

赤金鉱山は北上山地中西部に位置していた銅 ・鉄鉱山で、銅のほか金、銀、磁鉄鉱、タングステンが採掘されました。赤金鉱山は奥州藤原氏三代による金の採掘場所と言われており、1861年(文久元年)から鉄鉱石の開発と製鉄が行われました。栄鉱床は斑れい岩と石灰岩の境界部に沿って発達した高熱交代型含銅磁硫鉄鉱鉱床で、江刺興業(株)により1972年(昭和47年)まで金、銀、銅鉱と鉄鉱を採鉱していました。

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