ドラゴンスレイヤー

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日本ファルコムのMSX用アクションRPG「ドラゴンスレイヤー」のカートリッジ

ドラゴンスレイヤーシリーズ初代作品
タイトル通り、ドラゴンを倒すのが主目的だが、本作の場合その後4つの王冠を集め自宅に帰る事でステージクリアとなる
画面だけを見るとシンプルに見えるが、奥が深い
プレイヤーが戦略を考える自由度が非常に高く、何回プレイしても飽きにくい
特に、主人公の自宅や壁をゲーム進行に合わせて移動できるのが面白い
例として自宅の周囲を壁で囲み要塞化する事も可能なため、SLG的な要素もあると言える
一方、全く休憩を入れない場合でも1ステージクリアに数時間必要だが、途中のセーブが出来ない仕様
ゲーム再開に必要なパスワードはステージクリア時のみ表示されるため、かなりの集中力と耐久力が求められる(コンティニューも無いため死亡すると初期状態からやり直しとなる)
また、パスワードの入力にも少々手間がかかる
BGMはほぼ無しでステージ開始時1フレーズのみ流れる

MSX版はスクウェアから発売された
パッケージの箱(写真2/3)が大きめで管理に少々苦労する
様々な機種に移植されており、ゲームブック化もされた名作

後継(MSX版は発売順は逆)の「ロマンシア」はシリーズの一作品(3作品目)で、「ドラゴンスレイヤー(Dragon Slayer) Jr.」とも呼ばれる

https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/200
https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/288

ドラゴンスレイヤー
日本ファルコムのPC用アクションRPG「ドラゴンスレイヤー」のゲームブック化作品 主人公が伝説の英雄といった典型的なヒーローではなく、舞台も陰湿な雰囲気に包まれ玄人好み オリジナルの少々おふざけなモンスターは登場せず、全体的に硬派 モンスター、アイテム、情景等の挿絵が多く、システム的にはアイテム類をページを折る事で管理する等面白い試みが見られる 一方で、表記の誤りが非常に多い他、謎解きよりもルール設定による難易度が高い 個人的にデザインや雰囲気が◎なだけに、非常に惜しい作品 https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/415
https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/200
ロマンシア
日本ファルコムのMSX2用アクションRPG「ロマンシア」のカートリッジ ロマンシア王国を訪れたファン=フレディ王子の冒険物語 行方不明になった王女セリナ姫(写真5)の探索から始まる ドラゴンスレイヤーシリーズの一作品(3作品目)で、「ドラゴンスレイヤー(Dragon Slayer) Jr.」とも呼ばれる 可愛い雰囲気のデザインと裏腹に超極悪な難易度を誇る パスワードやセーブ機能が無いため、(当時)一般的なシューティングゲームのようにリセット無しでエンディングまで到達する必要がある 一応HPが0になった場合に裏技的な扱いでコンティニューが可能だが、溶岩に落ちて抜け出せない場合等はほぼアウト MSX2版では本来救出する対象であるセリナ姫でプレイできる隠しモードがあり、救出対象だけでなく、セリフも変わる 隠しモードではあるが、プレイしないとあまりにも勿体ない内容 FC等に移植された他、ゲームブック化もされている 写真はMSX2版だが、MSX版でも発売されている https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/334 https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/190 https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/415
https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/288

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