信長の野望 戦国群雄伝

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コーエー(当時光栄)のPS1用SLG「信長の野望 戦国群雄伝」の盤面(通常版)
PC版からの移植

「信長の野望」シリーズ3作品目
同シリーズで本作から大名配下の家臣が登場
能力が高い家臣は軍師として助言をくれる
大名が死亡した場合でも領国が残っていれば後継者を選び継続可能になった(ただし2回まで)
戦争では夜襲、籠城戦の要素を追加
一方で、前作「全国版」の50国から国が減り北海道、東北、九州が削られ38国になった

配下や軍師、後継者システムは既に「三國志」シリーズで実装されていたが、戦争の夜襲や籠城戦は「信長の野望」シリーズが先行
二枚看板シリーズは互いに先行要素を取り入れパワーアップしていく傾向があった

PC版と基本的な仕様はほぼ同じだが、同社のSLGの中では珍しくゲームの途中に難易度を変更可能
オープニングがPC版と比べ簡略化されたのは個人的に残念
その他は特に追加変更要素は見当たらないが、移植版特有のクセが少ないためPC版で慣れていてもむしろ遊びやすい印象
ポリゴンがあまり使われていない(オープニングで使用を確認)ため、現代でも違和感があまり無いのも○

付録は無し

https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/319
https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/407

信長の野望 戦国群雄伝
コーエー(当時光栄)のPC用SLG「信長の野望 戦国群雄伝」のサウンドトラックCD盤面 収録曲数8曲 菅野よう子、山本光男が担当 前作「全国版」と異なり婚姻や機能コマンド実行中に独自のBGMが流れるようになったほか、全体として1曲ごとの長さ、曲数ともに大幅に強化された オープニング、エンディングも長めの演出とBGM 本CDはゲームサントラの中ではボーカル曲の割合が多い(8曲中5曲がボーカル曲) ただし、メドレーを4曲に換算するとCD全体としては実質11曲程度のボリュームとなる ボーカル曲以外も比較的アレンジが強めで引き延ばしている 同時期のコーエーのサントラCDの多くに共通するが、オリジナルの再現にとらわれず、歌詞の追加とメドレー、アレンジ等によりドラマ性を強くしている ゲーム内の隠しイベント「本能寺の変」がそれほど知られていない時期に本CDの収録曲「怨狼の牙」によりその存在が示唆された(ただし前作「全国版」では既に有名だったため存在の予測は出来た) 写真5/6:PC98用ゲーム「信長の野望 戦国群雄伝」のパッケージ 写真7/8:PC98用ゲーム「信長の野望 戦国群雄伝」の付録 https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/405 https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/320
https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/319
信長の野望 全国版
コーエー(当時光栄)のPS1用SLG「信長の野望 全国版」の盤面(通常版) PC(SFC)版からの移植 「信長の野望」シリーズ2作品目 シリーズのみならずSLG自体を世に知らしめた偉大な作品 FC、SFC、アプリ等、多数のプラットフォームに移植され大ヒットした 担当する大名で地図上の国(シナリオにより17国または50国)を全て領有する事が目的 シリーズ中、本作までは大名配下の家臣が登場しない PC版と基本的な仕様はほぼ同じだが、従来の1560年開始以外のシナリオが3つ(1571年・1582年・1600年)追加されたのが嬉しい 従来のシナリオでも一部大名に(史実に近づける)変更が見られる(例:北条家の氏政が氏康に変更等) また、後半のシナリオのために若い世代の大名が追加されている(武田勝頼、上杉景勝、宇喜多秀家、毛利輝元等) ただし、前半のシナリオで寿命等により死亡した場合でも上記人物に引き継ぐシステムは無い(従来と変わらず) メイン画面の地図は大名家名ではなく後続の「戦国群雄伝」、「武将風雲録」と同じ色塗り表示になった トップメニューから大名のプロフィールを閲覧可能 BGMはPC版をアレンジしたサウンドトラックCDのメロディに近いものになっている 写真4/5:付録の地図(通常版にて確認) ※定番シリーズには付属しない 写真6:FC用ゲーム「信長の野望 全国版」の付録 https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/320
https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/407

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