-
信長の野望 全国版
コーエー(当時光栄)のPS1用SLG「信長の野望 全国版」の盤面(通常版) PC(SFC)版からの移植 「信長の野望」シリーズ2作品目 シリーズのみならずSLG自体を世に知らしめた偉大な作品 FC、SFC、アプリ等、多数のプラットフォームに移植され大ヒットした 担当する大名で地図上の国(シナリオにより17国または50国)を全て領有する事が目的 シリーズ中、本作までは大名配下の家臣が登場しない PC版と基本的な仕様はほぼ同じだが、従来の1560年開始以外のシナリオが3つ(1571年・1582年・1600年)追加されたのが嬉しい 従来のシナリオでも一部大名に(史実に近づける)変更が見られる(例:北条家の氏政が氏康に変更等) また、後半のシナリオのために若い世代の大名が追加されている(武田勝頼、上杉景勝、宇喜多秀家、毛利輝元等) ただし、前半のシナリオで寿命等により死亡した場合でも上記人物に引き継ぐシステムは無い(従来と変わらず) メイン画面の地図は大名家名ではなく後続の「戦国群雄伝」、「武将風雲録」と同じ色塗り表示になった トップメニューから大名のプロフィールを閲覧可能 BGMはPC版をアレンジしたサウンドトラックCDのメロディに近いものになっている 写真4/5:付録の地図(通常版にて確認) ※定番シリーズには付属しない 写真6:FC用ゲーム「信長の野望 全国版」の付録 https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/320
SLPS-01210 1998円盤人A
-
信長の野望 戦国群雄伝
コーエー(当時光栄)のPS1用SLG「信長の野望 戦国群雄伝」の盤面(通常版) PC版からの移植 「信長の野望」シリーズ3作品目 同シリーズで本作から大名配下の家臣が登場 能力が高い家臣は軍師として助言をくれる 大名が死亡した場合でも領国が残っていれば後継者を選び継続可能になった(ただし2回まで) 戦争では夜襲、籠城戦の要素を追加 一方で、前作「全国版」の50国から国が減り北海道、東北、九州が削られ38国になった 配下や軍師、後継者システムは既に「三國志」シリーズで実装されていたが、戦争の夜襲や籠城戦は「信長の野望」シリーズが先行 二枚看板シリーズは互いに先行要素を取り入れパワーアップしていく傾向があった PC版と基本的な仕様はほぼ同じだが、同社のSLGの中では珍しくゲームの途中に難易度を変更可能 オープニングがPC版と異なりムービー化されたのは個人的に残念 その他は特に追加変更要素は見当たらないが、移植版特有のクセが少ないためPC版で慣れていてもむしろ遊びやすい印象 ポリゴンがあまり使われていない(オープニングで使用を確認)ため、現代でも違和感があまり無いのも○ 付録は無し https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/319 https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/407
SLPS-01247 1998円盤人A
-
項劉記
コーエー(当時光栄)のPS1用SLG「項劉記」の盤面(通常版) PC(SFC)版からの移植 タイトルそのまま、項羽(楚)と劉邦(漢)の戦いを描く 既に秦は滅んでおり、項羽の論功行賞がなされた後(紀元前206年)から始まる 最初は圧倒的に項羽勢力が強いが、次第に劉邦勢力が巻き返し、最後のシナリオでは垓下で項羽が包囲された「四面楚歌」になる変遷が面白い ただ、一枚マップになり戦術が重視される一方、内政、人事が簡略化されており、特に政治に長けた人物(代表として蕭何)の影が薄くなっている点は否めない いずれにせよ、同社発売「三國志」シリーズと異なり、シリーズ化されず本作のみに留まっているため、秦末期前後のSLGファンにとってはいまだに貴重な作品 PC版と基本的な仕様はほぼ同じだが、人物情報の列伝(プロフィール)追加および一部の歴史イベント(主に残虐な描写を含むイベント)が変更されている メイン画面の全体マップが斜め視点(配置)になり一見3Dにも見えるが、実際は回転できず2D画像 PC(SFC)版で慣れているとかえって距離感が掴みにくいかもしれない デフォルトで聞けるサウンドウェア再生モードが搭載されておりお得感がある(ただし音楽CDとしての再生はできない) 収録曲数は15曲でおそらく音源はサントラCDと同じ 写真4:付録の地図(通常版にて確認) ※定番シリーズには付属しない https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/324
SLPS-01338 1998円盤人A
-
織田信長伝
コーエー(当時光栄)のPS1用シミュレーションRPG「織田信長伝」の盤面(通常版) PC版からの移植 英傑伝シリーズ4作品目 同社発売「信長の野望」シリーズと異なり、織田信長(勢力)にスポットを当てた作品 また、シリーズ前作の「毛利元就 誓いの三矢」と異なり、本能寺の変を回避可能等、途中のストーリー分岐が複数ある 一部の武将の顔画像は「信長の野望 武将風雲録」で使われたものがベースになっている 2D画像を主に使用しているため、現代でも比較的違和感無く遊べる 付録は無し https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/367 https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/342 https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/400
SLPS-01595 1998円盤人A
-
蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史
コーエー(当時光栄)のPS1用SLG「蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史」の盤面(通常版) PC(メガCD)版からの移植 「蒼き狼と白き牝鹿」シリーズ3作品目 ユーラシア大陸と北アフリカ統一を目的とする壮大な戦略SLG タイトルやパッケージイメージはモンゴル(元朝)およびチンギス・ハーン(前作ではジンギスカンと呼称)を主人公としているが、実際のゲームではそれほど極端な優位は無く、コンピューターが担当するとすぐに滅亡する状況も珍しくない モンゴルだけにこだわらず、世界を舞台に同時期活躍した英雄同士の夢の対決を実現できるのが醍醐味 ただ、「信長の野望」、「三國志」シリーズと比べると史実の人物や国の扱いが軽く、開始後しばらくすると架空の人物、国ばかりになってしまうのがネック(ほぼランダムなため滑稽な名前と能力になる事が多い) また、プレイヤーが担当しないと、その国に所属する将軍候補、子供が絶対に登場しないシステムも残念 ちなみに、本シリーズは後続の「4」(PC版は1998年、PS1版は1999年発売)で止まっている PC版と基本的な仕様はほぼ同じだが、日本を舞台にしたシナリオ「源平の争乱」が追加されている 1180年に開始し、勢力は奥州藤原氏、木曾源氏、清和源氏、桓武平氏から選択 ただし、同時にプレイできるのはPC版の4人より少なく、2人までとなっている モンゴル編と同様、統一した勢力で世界編に移行可能 同社で源平を中心に描くSLGは「源平合戦」(PCのみ発売)の後存在しないため、平安末期前後のSLGファンにとって貴重なシナリオ また、トップメニューから人物事典を閲覧可能 PS1で同時期発売のコーエー作品のいくつかに該当するが、文字が無いアイコンとパラメーターのみの表示が多く、PC版で慣れているとわかりにくい 付録は無し https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/398
SLPS-01579 1998円盤人A
-
封神演義
コーエー(当時光栄)のPS1用シミュレーションRPG「封神演義」の盤面(通常版) 主要人物名と大きな話の流れは原作の小説「封神演義」を踏襲しているが、細かい部分は独自のアレンジとオリジナル設定が多い(本来高齢の太公望が青年等) 色鮮やかなキャラクターデザインがウリ メインキャラのデザインは岡崎武士氏による ムービーはアニメを使用、ポリゴンは視点が遠めなため現代でも比較的違和感が無い 付録としてキャラクターカード9枚(裏は地図)が付属(通常版、Best版にて確認) 強化版として「愛蔵版 封神演義」(1999年発売)がある ※付録も上記と異なる CD3枚にも及ぶドラマCDがあるが、サウンドトラックCDはない また、同時期に小説や関連書籍も複数発売された 写真4/5:広告 https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/412 https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/411
SLPS-01547 1998円盤人A
-
ゼルドナーシルト special
コーエー(当時光栄)のPS1用シミュレーションRPG「ゼルドナーシルト special」の盤面(通常版) 「ゼルドナーシルト」は直訳で「傭兵の盾」、「special」はセガサターン用の「ゼルドナーシルト」の強化版の意味合いがある(ただし劇的な違いは無い) 主人公が傭兵隊長という珍しい設定で新鮮 マルチエンディング方式を採用しているが、2回目以降プレイする際のフォローやボーナス(序盤の導入部のスキップやデータの引継ぎ、クリア特典等)が無いのが残念 自由度が高いと言うよりはある程度固定された複数の展開の中からプレイヤーが好みで選ぶイメージが近い シナリオや戦闘の演出等は悪くない BGMは印象に残る良い曲が多く、デフォルトで自由に聴けるミュージックモードが搭載されている 脇役でも女性キャラはほぼ全員美女揃い キャラクターデザインは悪魔城ドラキュラシリーズ等で知られる小島文美氏による 2D画像はそこそこ綺麗だが、ポリゴンが使われる場面ではやや粗さが目立つ 写真4:付録の魔法一覧(通常版、Best版、定番シリーズにて確認)
SLPS-01319 1998円盤人A
-
毛利元就 誓いの三矢
コーエー(当時光栄)のPS1用シミュレーションRPG「毛利元就 誓いの三矢」の盤面(通常版) PC版からの移植 英傑伝シリーズ3作品目 毛利元就(輝元)を主人公にした珍しい作品 展開や舞台は史実を超えて広く中国、北九州地方にとどまらない一方で、ゲーム自体の自由度は低め(途中のシナリオ分岐は無く敗北するとゲーム終了) 英傑伝シリーズに共通するが、2D画像を主に使用しているため、現代でも比較的違和感無く遊べる オープニングやイベントムービーではアニメを使用 また、ゲーム中の顔画像のアニメ調が従来の同社作品と比べ強めで、特に毛利家親族は美形が多くなっている ちなみに、発売前年の1997年に大河ドラマ「毛利元就」が放映されている (PC版他は1997年発売) 写真4:付録の毛利家家臣団(通常版にて確認) ※Best版、定番シリーズには付属しないもよう https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/367
SLPS-01285 1998円盤人A
-
銀河英雄伝説
徳間書店のPS1用SLG「銀河英雄伝説」の盤面 ボーステックの「銀河英雄伝説3」と「銀河英雄伝説4」の中間的なシステム プレイヤーは特定の人物ではなく、帝国または同盟の「勢力」を担当(2人同時プレイは出来ない) 原作の都合もあってイゼルローン要塞のあまりの強さが呪縛となり、戦略SLGとしての自由度に限界がある(本作中ヤンのチートもイベントで一度しか使えない) 一方でキルヒアイスかオーベルシュタインかを選ぶような原作を塗り替えるイベント選択がある(ただし両得できるほどの自由度は無い) 艦隊が攻撃開始する際等に提督の上半身アップとセリフ表示の演出はなかなか良い(主要提督はポーズや表情の変化有) ムービー、ポリゴン、グラフィックは当時としてよくできているが全体として爽快感が無くイベントを含め中途半端な印象なのが惜しい作品 BGMはクラシック曲を使用しており悪くないが、「帝国軍軍楽曲」と「同盟国歌」はあっても良かった 写真4:付録のシール
SLPS-01358 1998円盤人A
-
オーバーブラッド2 オリジナルサウンドトラック
リバーヒルソフトのPS1用アクションゲーム「オーバーブラッド2」のサウンドトラックCD盤面 収録曲数46曲
MGCD-1067 1998円盤人A
-
パラサイト・イヴ オリジナル・サウンドトラック
スクウェアのPS1用アクションRPG「パラサイト・イヴ」のサウンドトラックCD盤面(2枚組) 収録曲数45曲 下村陽子が担当 写真3/4 歌詞カード(半透明のフィルム素材に印刷されている) https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/354
SSCX-10020 1998円盤人A
-
シヴィライゼーション2
ヒューマンのPS1用シミュレーションゲーム「シヴィライゼーション2」の盤面 同シリーズの中ではシステムが比較的シンプルにまとまっており遊びやすい ユニットを動かした時の効果音がなかなか良い
SLPS-01735 1998円盤人A