信長の野望 戦国群雄伝

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コーエー(当時光栄)のPC用SLG「信長の野望 戦国群雄伝」のサウンドトラックCD盤面

収録曲数8曲
菅野よう子、山本光男が担当
前作「全国版」と異なり婚姻や機能コマンド実行中に独自のBGMが流れるようになったほか、全体として1曲ごとの長さ、曲数ともに大幅に強化された
オープニング、エンディングも長めの演出とBGM
本CDはゲームサントラの中ではボーカル曲の割合が多い(8曲中5曲がボーカル曲)
ただし、メドレーを4曲に換算するとCD全体としては実質11曲程度のボリュームとなる
ボーカル曲以外も比較的アレンジが強めで引き延ばしている
同時期のコーエーのサントラCDの多くに共通するが、オリジナルの再現にとらわれず、歌詞の追加とメドレー、アレンジ等によりドラマ性を強くしている

ゲーム内の隠しイベント「本能寺の変」がそれほど知られていない時期に本CDの収録曲「怨狼の牙」によりその存在が示唆された(ただし前作「全国版」では既に有名だったため存在の予測は出来た)

写真5/6:PC98用ゲーム「信長の野望 戦国群雄伝」のパッケージ
写真7/8:PC98用ゲーム「信長の野望 戦国群雄伝」の付録

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https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/320

信長の野望 戦国群雄伝
コーエー(当時光栄)のPS1用SLG「信長の野望 戦国群雄伝」の盤面(通常版) PC版からの移植 「信長の野望」シリーズ3作品目 同シリーズで本作から大名配下の家臣が登場 能力が高い家臣は軍師として助言をくれる 大名が死亡した場合でも領国が残っていれば後継者を選び継続可能になった(ただし2回まで) 戦争では夜襲、籠城戦の要素を追加 一方で、前作「全国版」の50国から国が減り北海道、東北、九州が削られ38国になった 配下や軍師、後継者システムは既に「三國志」シリーズで実装されていたが、戦争の夜襲や籠城戦は「信長の野望」シリーズが先行 二枚看板シリーズは互いに先行要素を取り入れパワーアップしていく傾向があった PC版と基本的な仕様はほぼ同じだが、同社のSLGの中では珍しくゲームの途中に難易度を変更可能 オープニングがPC版と比べ簡略化されたのは個人的に残念 その他は特に追加変更要素は見当たらないが、移植版特有のクセが少ないためPC版で慣れていてもむしろ遊びやすい印象 ポリゴンがあまり使われていない(オープニングで使用を確認)ため、現代でも違和感があまり無いのも○ 付録は無し https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/319 https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/407
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信長の野望 全・国・版/三國志
コーエー(当時光栄)のPC用SLG「信長の野望 全・国・版」、「三國志」のサウンドトラックCD盤面 収録曲数11曲 菅野よう子が担当 時代的に1タイトルごとの曲数が少ないため、2タイトル1セットとなっている また、オリジナルが短い曲が多く、アレンジでかなり引き延ばす傾向がある ボーカル曲は2曲 新居昭乃ボーカルの「季節が変わる頃」は印象に残る名曲(「三國志」の婚姻コマンド中のBGM) 写真5:PC98用ゲーム「信長の野望 全・国・版」のパッケージ 写真6:PC98用ゲーム「信長の野望 全・国・版」の付録 写真7:PC98用ゲーム「三國志」のパッケージ https://muuseo.com/Enban_jin_A/items/407
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