第五次発行 25銭 黄色 印紙について / 5th Issue 25 Sen Yellow: revenue stamp

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第五次発行25銭黄色印紙は、カタログに収録されているもの(メインナンバー)の中では(このミュージアムでは展示していない)高額面の5円・20円や未発行の50銭緑印紙と同等のレベルの難しさと言われている。

確認されている最古使用例は明治14年とのことであり、手彫証券印紙が使われていた最後期にごくわずかだけ印刷されたと考えられている。

1枚目に展示したものは2年前に入手したもの、2枚目に展示したものは長年これで我慢していた思い出深い傷モノの単片である。この他には黄色のインクが酸化して変色気味のものが1枚あるだけで、いずれも海外のオークションで入手した印紙の雑多なロットに混じっていたもの。

25銭印紙は第一次発行大型からずっと黄色が使われてきているが、この第五次発行25銭洋紙目打印紙は橙色が少し混じっているような美しい刷色で、一連の25銭印紙の中では最も気に入っている。

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    印紙類蒐集館

    2022/11/08 - 編集済み

    やはり電胎版二十五銭は相当の難関ですよね。私も単片を一枚だけ所持していますが、仮にブロックのものや証書に貼られた状態のものが出てきたら本当に大事件ですね。
    一つ気になることがあるのですが、私の所持している単片もunechan様の所有されている二枚の単片も消印が非常に似ている気がするのですが、どうなのでしょう。ひょっとして同じ場所で使われたものなのかも知れませんね。

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      unechan

      2022/11/09 - 編集済み

      おお、確かに八角形っぽい輪郭と篆書体の組み合わせに消印の大きさがそっくりさんですね。色調が少し異なっていて、印紙類収集家様の所有されている単片の方が鮮やかで美しい黄色、私のは少し橙色が混じったような黄色なのですが、若干変色しているだけかも知れません。

      それにしても同じところで使われていたとしたら奇跡的な出会いかも知れません!貴重な発見とコメントありがとうございました!

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      印紙類蒐集館

      2022/11/09

      著作権の問題もあるのでここでは掲載できませんが、『日本印紙類図鑑 2010』に掲載されている電胎版二十五銭の図版にも全く同じような消印が押されています。詳しいことは良く分かりませんが、明治時代にたまたま誰かが電胎版二十五銭をまとめて買い上げ、使ったのかも知れませんね。

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      unechan

      2022/11/10

      貴重な情報ありがとうございます。

      私も手元のカタログを確認したところ、『日本印紙カタログ第6版』(2016)のp.174、「無地洋紙 P.10」として掲載されている電胎版25銭にも同じような消印が押されているのを確認しました(同じ個体は長谷川純著『手彫証券印紙』(2022)の、p.193にも掲載されていました)。

      しかもこの単片は私の所有している破れのない単片と消印の印影もかかり方も瓜二つなので、印紙類収集家様のご推察のとおり、同じところで、同じような使われ方をしたと思われます。

      130年以上も前に日本のどこかで使われた数枚の印紙が時を経てWeb上で再開するというのは確率的にいうと奇跡に近いように思っています。

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      unechan

      2022/12/17

      こんにちは。第五次発行25銭の消印、先日終了したeBayでの出品物に、全く同じ消印が施されている単片がありました! 以前のコメントでおっしゃっておられたように、同じところでまとまって使われたものが世界中に散逸して現存しているようですね。ご覧になっておられたかも知れませんが、取り急ぎご報告まで。

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      印紙類蒐集館

      2022/12/17

      eBayに出品されていたというのは初めて知りました。わざわざ教えて頂きありがとうございます。第五次二十五銭が同じ場所で大量に使われていたことが単片に押された消印から分かる訳ですし、印紙類は消印という観点から見るのも面白いのかもしれませんね。

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