ガイシが沢山ある場所
ロンドン中心部にある科学博物館(Science Museum)は楽しい場所ですが、たまにしか行きません。入り口の長蛇の列を見るとひるむので、それを避けるのに郊外の自宅を早朝に出て地下鉄に乗る、計画が必要で、、。 ともかくも。初期飛行機のプロトタイプや模型がずらずらある階は以前にログ「飛ばなかった飛行機模型を見に行った」で紹介し、今回はガイシです。 「通信の歴史」の階では、いろいろなタイプのガイシが一気に視界に入りました。鉄製の枠組みや謎な装置の周りに、絶縁体として沢山使われたガイシたち。縦向き、横向き、サイズや形もいろいろ。 昔のBBC(NHKのイギリス版)のラジオ送信機が保存されている一角でした。1922年にラジオ放送が始まった時、設備はこんな「部屋」だったのですね。当時はロンドン内にしか放送が届かなかった、と解説にあります。 それにしても、たくさんの可愛いガイシたち♡。丸いガラスの管や下方の小さな電球は、使用中には光っていたと思われます。 卓上に近い小さな磁器のは、持っているちびガイシと似ている、、?などと思いつつ、ガラス越しに楽しく眺める。あぁ、早起きしてよかった〜、と思いながらさらに進むと、次はどどーん!と通信架線の電柱が。1951年のインドの切手で紹介したのと同じ、2本柱と横桟の構成です。上には、近所で拾ったの(参照:ログ日記「ガイシを拾った日」)と似た、おなじみのガイシが、たくさん♡ 隣には、作業中の架線技術者の写真もありました。一緒に展示された作業用の道具が何なのかは、不明。 さらに謎なホーロー看板もあり、読むと「通信架線に石を投げる人は告訴される」と書かれた警告の看板でした。 湾曲した形から、これが電柱に取り付けれていたことが分かります。ということは、架線に石を投げて壊す輩がいたわけですね。さらにこのホーロー板にある穴は、銃で撃った跡では?と家人がコメントしまして。つまり架線破壊者は子供ではなく、大人だったのか? ソ連の1939年の切手で、ピオネール団の少年が子供を叱っていた場面は、世界中であった事かもしれません。でも、なぜー?? https://muuseo.com/tomonakaazu/items/550?theme_id=41958 1936 USSR ガイシの切手 | MUUSEO (ミューゼオ) https://muuseo.com/tomonakaazu/items/550?theme_id=41958 tomonakaazu 謎が謎を呼ぶ、サイエンス博物館での展示品でした。
T. S
2024/08/30 - 編集済み壊す子を怒るシーンとは、なかなかシュールな題材ですねw
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tomonakaazu
2024/08/30T. Sさん。まったくシュールです。
でもって、1939年という早い時期、他国の切手がまだ国の元首とかお城とか、紋章だった頃に「子供を叱る少年」ですからね、、。
ガイシが描かれていなかったら、たぶん見つけなかった一枚ですが(笑。
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tomonakaazu
2024/08/30 - 編集済み通信架線に石を投げてガイシや電線を壊す輩は、ロシアだけでなく世界中にいたのかも?と思う、サイエンス博物館での展示をログに載せました。
https://muuseo.com/tomonakaazu/diaries/15
銃で撃たれた跡のある、警告サインです。
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レLEGOの日記
2024/08/31高速道路に石を投げてた若者もいましたね〜。
どこでも似たようなものなんですかね🤔
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tomonakaazu
2024/09/02>>高速道路に石を
えー、それは日本でですか?
音がうるさかったのかな?ただのイタズラだったのか、、?
危ないですね。。
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レLEGOの日記
2024/09/02イタズラのつもりなんでしょうけど、度がすぎてますよね。
下手したら死人がでる犯罪です😡
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fanta
2024/09/01 - 編集済み子供同士であっても🤭
ピオネールの正義感を表したような…当時の体制を思わす切手ですね~。
けど電柱にいたずら、凧🪁引っかかる~
と素朴なのが良い感じです😊
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tomonakaazu
2024/09/02>>凧ひっかかる
たしかに、遊びが素朴で懐かしくなります。
わたしも凧で遊んでいた子供でした。けど、近所に広い河原があったので、電線に引っ掛けたことはなかったなぁ(良い子供だ♡)。
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