1/32スケール車の紙模型「メルセデス 1901」を作ってみた
10F展示室で紹介している、1959〜60年の紙の車模型「Shell Berre」シリーズから、原本が手に入りやすかった「Mercedes 1901」を組み立てた記録です。 原本はこんな風に↑押し切りされたパーツがつながっている台紙で、そこに作り方の説明と展示台、車の解説もあります。まず車軸とハンドルになる棒を3本用意し、パーツを台紙から切り外して、速乾性の接着剤で A、B、Cと順を追って組み立てていきます。 車の土台(シャシー)となって車軸の通る穴のある部品の上に、本体を前から順に組み立てる。本体下のりしろAとBを、土台のAとBに接着して、前後に飛び出たCとDを土台の穴に差し込む。よく出来た構造です。次に運転席の足元、前座席の座、そして背+ボディ側壁(操作ハンドル付き)をそれぞれ指定の穴に差し込んでは接着し、後部座席へと進みます。 キャノピーを足し、イラストを参考にしながら泥除けを形づくって貼ったら、車らしくなってきました。 タイヤを車軸に固定するやり方にも工夫があります。この↑写真ではまだ浮いている黒いパーツを全て接着すると、しっかりした車輪になります。泥除けの幅と比べながらつまようじを切って、できるだけ直角になるよう接着し、ハンドルを床に差し込んだら出来上がりです。 風で動くほど軽く転がるので、展示台に空いた車輪用の穴は重宝します。解説とデータの和訳、当時の車の写真などは、ルームの記事↓をご参照ください。作ってみたい方には、コメント欄にスキャン原寸大の原本も足しました。 https://muuseo.com/tomonakaazu/items/484?tweet_now=on SB 紙模型 13: Mercedes 1901 | MUUSEO (ミューゼオ) https://muuseo.com/tomonakaazu/items/484?tweet_now=on tomonakaazu
tomonakaazu
2024/04/12 - 編集済み作ってみたい♡という方のための、オンラインで見つけた原本のスキャンです。スキャンによって、切り取り線の分かりやすさに差がありますが、これはかなり良い方だと。原寸で4.1MBあります。
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