SB 紙模型 8: Cadillac 1906

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「往年の名車たち」Shell Berre シリーズから

no.8 / Cadillac 1906

昔に組み立てられたものですが、あまり破損がなく、リペアは埃を払ってヘッドランプに支えの厚紙を貼り付けただけです。

車体の後ろに載せられたトランクが可愛いです。1906年当時の写真を見ると、実際の車は模型よりも高さのある不思議なプロポーションです。車体の後ろのエレガントな丸みが、模型ではあまり再現されていないのが残念ですが、押し切りの厚紙一枚で作る紙模型のこれが限界かなぁ、と。

原本は持っていませんが、完成図と解説のみあり、訳すとこんな感じです。

『キャデラック 1906年/キャデラックの創業者であるヘンリー・M・リーランドは、オールズモビル社から連絡を受けた日に、工作機械会社のオーナーから自動車メーカーへと生まれ変わった。今日のキャデラックがパワーや品質、贅沢な快適性などを呼び起こすとすれば、この車は間違いなく、1906年の誕生以来称賛された資質をすでに備えていた。この年、3台のキャデラックがロンドンで、自動車技術の進歩を称える英国の最高峰の賞である「デュワー・トロフィー」を受賞した。
 1906年のキャデラックは、8馬力の単気筒エンジンを搭載した内輪駆動のクーペであり、非常に高価であると考えられていたが、当時の社のスローガンである「品質第一、価格は二の次」の精神に沿っていた。』

<データシート>
エンジン:1気筒
ボア:127 m m
ストローク:127 m/m
電動スターター
席数:2



一年早い1905年製の Osceola Coupe と名付けられた、ほぼ同じ車の1/43模型を作っている人のレポートを見つけました。立体データで再現し、3Dプリンターやレーザーカットなどを使って車体の下も見せる模型を作っていて「プロジェクト」と呼ぶにふさわしい仕事量です。
https://www.maronline.org.uk/vdm-1905-cadillac-osceola-coupe/

「デトロイトの歴史の会」というHPにこの Osceola Coupe のページがあって、室内に写っている折り畳めるハンドル(乗り込む時に邪魔になるから?)など、なかなか面白いです。
https://tinyurl.com/25uet8s3



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    tomonakaazu

    2024/03/20 - 編集済み

    発売当時の広告をネットで見つけたのでここにシェアします♡
    1,350ドルが、どれくらい高かったかよく分かりませんが「雨が降っても濡れない!」というのが売りだったのは、時代を感じさせます。

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      fanta

      2024/03/20

      赤ピンクの彩りが可愛らしい♪
      乗り心地としては、超1人用?でしょか😆
      ハンドルですら折り畳めるとは…w

      荷物トランクが再現されてるのも
      愛らしいですねー♪

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      tomonakaazu

      2024/03/29 - 編集済み

      fantaさん。
      一人乗りの車だとわたしも思っていたのですが、画像6枚目にデータが載っていることに気づき、よく読むと座席2席、と書いてありました、、。

      最初に読みなさーい、と自分にツッコミつつ、上の記事にもデータシートを足したところです(笑。

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      グリーン参る

      2024/03/30

      模型の方が写真よりも車らしいプロポーションですね。
      それにしても昔の広告のイラストは、どのジャンルでも何故みんな魅力的なのでしょうか。古い靴屋の広告もぐっと惹き付けられるものが多いです。

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      tomonakaazu

      2024/04/01

      グリーン参るさん。

      >>昔の広告の魅力
      分かりますー。

      まだ、広告が手から手へ渡されていた頃の小ロットの印刷物は、丁寧に仕事がされていて、愛おしいですよね。仕事にかける時間が原価計算に入れられてなかったのでは?と思える、魂の入ったイラスト製作者たちの仕事ぶり。古い自転車のメンテ用の道具がリストされた小冊子を見たことがありますが、なんてアートなんだ!としばらく眺め入りました。。

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