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東部戦線冬季戦41-42
1941年6月に発動されたバルバロッサ作戦は、ドイツ軍の思惑通りにソ連軍を駆逐して進んでいった。しかし、ヒトラーの鶴の一声によりモスクワを目指していた中央軍集団が、南方軍集団の支援のために資源豊富なウクライナ地方に転身、貴重な数か月を浪費してしまう。ウクライナ地方を制覇して中央軍集団が再びモスクワを目指したのはモスクワの厳寒な冬季を目前とした9月も終わりの頃だった。果たしてこの迂回はどちらの軍に微笑むのか…。
「東部戦線冬季戦41-42」は1941年9月から始まったドイツ軍による東部戦線におけるタイフーン作戦を再現するゲームです。原作は1983年にアドテクノスが制作、シミュレーションゲームブックスのひとつとして朝日出版社から発売されました。早すぎた傑作と言われ、その出版形態からあまり普及したとは言えず、待望の再販です。そのシステムはシンプルながらタイフーン作戦の展開を無理なく再現しており、特に戦力差によりドイツ軍が連隊、ソ連軍が師団のスケールで再現されるゲームが多い中、どちらも師団規模でデザインされ、質のドイツ軍、量のソ連軍という特徴が実感できる点が唯一無二の良ゲームとなっています。
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