HG鉄血のオルフェンズ 1/144 ASW-G-08 ガンダム・バルバトス

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ねぇ、オルガ、次、何すればいい?

ガンダムバルバドスは300年前の「厄祭戦」と呼ばれる大戦で運用された72機のガンダム・フレーム採用機の内の一機。
厄祭戦終結から長らく火星の砂漠地帯に放置されていたのをマルバ・アーケイの手によって発見され、彼が社長を務める民間警備会社「クリュセ・ガード・セキュリティ(CGS)」の基地動力源として用いられてきた。
武力組織「ギャラルホルン」によるCGS襲撃に際して三日月・オーガスらCGSの少年兵達が急遽起動させ、以降はオルガ・イツカを中心にCGSの少年兵達が組織した「鉄華団」の中心戦力となる。

バルバトスはガンダム・フレームの中でも汎用性に重点を置いた調整が行われており、各種兵装を換装し、あらゆる環境に適応できる可能性を秘めている。
マルバはこれを転売目的で所蔵していたが、いざという時の為に戦力として運用する事も想定し、メイスや滑腔砲などの武装もある程度取り揃えていた事もあって武器に困る事は無かった。また、これら装備以外にも敵機から鹵獲した武器や装甲などを換装する事が可能となっており、野戦換装によって機体の装備が一変する事も多い。
バックパックには武装ラック兼用の第三・第四の腕となるサブアームを装備しており、ユニットを展開する事で大型マニピュレータとしても機能し、武装の着脱などを補助する。

操縦には有機デバイスシステム「阿頼耶識システム」による交感を必要としているが、マルバによって発見された時点でコックピットのインターフェイスは取り外されており、三日月達はCGSの運用するモビルワーカーのそれを流用する事で、これを起動させた(流用されたCGSのモビルワーカーには阿頼耶識システムが搭載されており、三日月もこれに対応する為の手術を受けている事もあって機体を運用することができた)。
阿頼耶識システムによって高い反応性を発揮し、プログラムに頼らない生身に近い挙動での姿勢制御が可能となっているが、一方でモビルスーツの操縦系統はモビルワーカーよりも複雑であり、情報フィードバックによる脳への負担も大きく、パイロットへの負担を考慮しない運用を行った場合、その戦闘能力と引き換えにパイロットの身体に障害を引き起こす。

このキットは従来のHGと違い、フレームにパーツを組みつけるRGに近い製法にて組み立てるため、可動も良好ではあるが、反面フレームからパーツが取れやすく余り荒い遊び方には向かない作りにもなっている。

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