『ガープの世界』《映画チラシ》

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米映画『ガープの世界』(1984年公開)の映画チラシです。
CS放映時に観ました。名優ロビン・ウィリアムズ主演によるジョン・アーヴィングの小説の映画化で、母親の看護婦が、瀕死の兵士と性交したことで、生を受けたT・S・ガープと近親者の愚かしくも切ない事件に満ちた生涯を描きます。
原作はサンリオ文庫で読みました。「スローターハウス5」「タイタンの妖女」のカート・ヴォネガットがSF無しの現代劇を描いたら、こんな感じだろうかと思いました。
#ガープの世界 #TheWorldAccordingToGarp #ロビン・ウィリアムズ #ジョン・アーヴィング #ジョージ・ロイ・ヒル
https://youtu.be/VmRPh1xwab8

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  • Lion

    toy ambulance

    2019/09/22 - 編集済み

    「ガープの世界」も同じく映画で見た「ホテル・ニューハンプシャー」も原作で読んだ「熊を放つ」もアーヴィングの作品は突発的な悲劇やアクシデントも受け入れながら、続いていく人生の何とも言えない味が好きです。 ヴォネガットはテレビで観た「スローターハウス5」しか知りませんが、通底する部分はあるかも知れません。 確か、「フットルース」に出てくる田舎町では、主人公がヴォネガットを読んでると言ったら、白い目で見られるようなシーンがあったように思います。

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    • Animals 16

      Jason1208

      2019/09/22

      コメント有難うございます。
      ヴォネガットの「スローターハウス5」は、“So,It does”(訳「そういうものだ」)という言葉で、どうにもならない現実を受け入れていく、みたいなところが印象的です。
      ヴォネガットはカルト宗教によって妻子を狂わされた経験があるようで、作品に刹那感、無常観みたいなものがあって、「ガープの世界」ラストシーンのガープがテロリストに撃たれて、救急ヘリで移送されるシーンで、ヴォネガットを連想したんですよ。

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      woodstein

      2019/09/23

       『ガープの世界』の監督はジョージ・ロイ・ヒル、『ホテル・ニューハンプシャー』はトニー・リチャードソンといずれも個性的な演出力の持ち主であるにもかかわらず、両作とも原作のジョン・アーヴィングの作風を色濃く出さざるを得ない演出となったのは、それだけアーヴィング独自の世界観が強烈だったのかもしれません。

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    • Animals 16

      Jason1208

      2019/09/23

      コメント有難うございます。
      『ホテル・ニューハンプシャー』は多分観てないと思います。対人恐怖で常に熊の着ぐるみをかぶってる娘とか、話を聞いただけで面白そうと思いますが。^^;

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