ウルトラ超獣名鑑 大超獣を越えてゆけ!編 「大蟻超獣対ウルトラ兄弟」

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この世の怪獣玩具で一番好きなのもは何かと聞かれたら2002年から発売されていた「ウルトラ怪獣名鑑」と答えるだろう。
登場作品のサブタイトルが描かれた台座付きのまるで劇中のシーンを切り取ったようなフィギュアで、非常にコレクション性があり集めて飾ってとても満足感を得られるシリーズだ。
一弾、二弾はほぼコンプリート。三弾以降もぼちぼち集めていたが、シリーズは初代マン、セブンで一区切りをついていたかに思っていた。が、近年、その怪獣名鑑に昭和二期のものがあることを知った。しかも超獣名鑑なるものがあるとは。

私は迷わずヤフオクを開いていた。

今回のアリブンタを見てみると、もう文句なしの出来である。
小さいフィギュアながらも細かなシワも再現されており、塗装も墨入れが施されているという気合の入れ具合だ。
左右非対称な角や口など、本当に奇跡的な出来具合である。
特に注目して頂きたいのが、目である。綺麗なタマムシ色は見ていて吸い込まれそうになる。
ウルトラマンA特有のサイケなサブタイトルも素敵だ。
我がアリブンタ祭壇でも中心に飾っており、数あるアリブンタの中でも特にお気に入りな一つなのだ。

同シリーズは2019年に新しい動向があったばかりだが、さっそくその続報に期待せずにはいられない。
タロウ編を出して欲しいというのが私の最後の願いだ。

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