セアーズ 磁力戦シリーズ アリブンタ

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我々がコレクションケースに入れて保管している子供向け玩具は本来、子供らが遊ぶために作られた。
他の怪獣と戦わせたり、投げたり落としたり、水に入れたり…。
今でこそ子供向け玩具は箱から出さず、タグも取らず、色褪せしないカビが生えない環境で保管しておくと数年後に希少価値が上がるという考えが一般化しているが、1970年ごろはどうだっただろう?
子供向け玩具には破損が付き物だということをまずはじめに覚えておいて欲しい。

今回のアリブンタは個人的にかなりレアだと思う。
値段はリーズナブルだが、某大手オークションサイトでも一度しかお目にかかったことがない。
手に入った時はとても嬉しかった。故になかなかお気に入りの一体である。

セアーズの磁力戦シリーズはあまり情報が流通していない謎の多いシリーズだが、当時20円のガチャだったらしいということだ。
かなりデフォルメされていて首なんかないが、特徴でアリブンタだと分かる。
中央の触覚がないが、2本ツノでもこれはこれでかわいい。
小さいながらもアリブンタ の特徴であるツノ、ハサミ、蛇腹などが丁寧に作られている。
背中にはしっかり円谷プロの刻印も押されている。

本シリーズは消しゴムとの名を冠しているが、マグネットがゴムに練りこまれており、鉄にくっつく。
しかし、この素材が非常に脆いようで、すぐに破損してしまうらしい。
まして、細かく細い造形が多いアリブンタだけに、本来の目的どおり、ブンドドさせて遊んでいたら、ドクガンダーの幼虫になっていたに違いない。

全く破損がない状態で手に入ったからにはその貴重さに感謝し、我が家のアリブンタたちを、これからも大切にしていきたい。

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