マーミット フェミゴン スタンダードサイズ 平成物

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MATチームの紅一点、丘ユリ子隊員に憑依してオペレーションミスを誘発させるなど、MATを内部から撹乱し、更には基地の破壊まで目論んだフェミゴン。
高度な知性を持つ侵略宇宙人のような戦術を取る、この怪獣の正体は「人魂」のような生命体でしたが、それが丘隊員に憑依することで巨大な怪獣に実体化する、という設定がユニークでしたね。キングザウルス三世の着ぐるみからの流用である長い首が前に突き出た、独特で異形なフォルムも実に格好良かったです。

2004年に発売された、マーミット「怪獣天国シリーズ」のフェミゴン。
全身の鱗の丁寧なモールドに見られるリアリズム、そして怪獣玩具としてのデフォルメとのバランスが絶妙な造形です。
ご存知のようにマーミットの「怪獣天国シリーズ」といえば、一時期、ベアモデルと競うように第二期ウルトラシリーズのマイナー怪獣のソフビ化を積極的に行っていたレーベルですが、昭和の怪獣ソフビが持っている“空気感”というか“佇まい”に着目し、当時物のソフビと並べても違和感をあまり感じさせないタッチで仕上げるベアモデルのソフビと違って、独自のレトロ怪獣観に基づくマーミットのソフビ怪獣のデフォルメは、いわゆる“補完”とは異なるニュアンスで仕上げられているものが多いのが特徴。個人的にはその点が不満だったりもするのですが、このフェミゴンに関しては、新マン期のブルマァク怪獣を想起させるところがあり、ブルマァク好きにもアピールする一体に仕上がっていると思います。

#帰ってきたウルトラマン #マーミット #円谷プロ #怪獣 #ソフビ

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