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マーミット フェミゴン スタンダードサイズ 平成物
MATチームの紅一点、丘ユリ子隊員に憑依してオペレーションミスを誘発させるなど、MATを内部から撹乱し、更には基地の破壊まで目論んだフェミゴン。 高度な知性を持つ侵略宇宙人のような戦術を取る、この怪獣の正体は「人魂」のような生命体でしたが、それが丘隊員に憑依することで巨大な怪獣に実体化する、という設定がユニークでしたね。キングザウルス三世の着ぐるみからの流用である長い首が前に突き出た、独特で異形なフォルムも実に格好良かったです。 2004年に発売された、マーミット「怪獣天国シリーズ」のフェミゴン。 全身の鱗の丁寧なモールドに見られるリアリズム、そして怪獣玩具としてのデフォルメとのバランスが絶妙な造形です。 ご存知のようにマーミットの「怪獣天国シリーズ」といえば、一時期、ベアモデルと競うように第二期ウルトラシリーズのマイナー怪獣のソフビ化を積極的に行っていたレーベルですが、昭和の怪獣ソフビが持っている“空気感”というか“佇まい”に着目し、当時物のソフビと並べても違和感をあまり感じさせないタッチで仕上げるベアモデルのソフビと違って、独自のレトロ怪獣観に基づくマーミットのソフビ怪獣のデフォルメは、いわゆる“補完”とは異なるニュアンスで仕上げられているものが多いのが特徴。個人的にはその点が不満だったりもするのですが、このフェミゴンに関しては、新マン期のブルマァク怪獣を想起させるところがあり、ブルマァク好きにもアピールする一体に仕上がっていると思います。 #帰ってきたウルトラマン #マーミット #円谷プロ #怪獣 #ソフビ
マーミット スタンダードサイズ 平成16年(2004年) 帰ってきたウルトラマン 第47話「狙われた女」dape_man
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マーミット メイツ星人 スタンダードサイズ ムルチ指人形付き 平成物
地球の風土や気候を調査する為にやって来た宇宙人、メイツ星人。 ある嵐の夜、怪獣ムルチに襲われていた少年・佐久間良を助けた事がきっかけで、廃墟で良と親子のように暮らしていましたが、公害に汚染された地球の大気によって肉体が蝕まれ衰弱、そして、最期は暴徒と化した民衆から良を庇い、警官によって射殺されてしまうという悲劇の宇宙人です。劇中では「金山」という地球人の姿での描写が多く、星人本来の姿は冒頭のムルチ封印のシーンのみの登場ですが、このメイツ星人のマスクって、第31話「悪魔と天使の間に・・・」に登場したゼラン星人の流用なんですね。ゼラン星人は聾唖者の少年という「弱者」に化け、周囲を欺き、郷秀樹を罠に陥れた悪辣な宇宙人。脚本も違えばスタッフも違うので意識した訳ではないと思いますが、メイツ星人が「在日朝鮮人」問題を投影させたキャラクターであることを踏まえてみますと同じマスクでありながら一方は「集団に抑圧される弱者」で、もう一方は「弱者の仮面を被った悪魔」、というところに何か暗示的なものを感じてしまいます。 2006年に発売された、マーミット「怪獣天国シリーズ」のメイツ星人。 良くも悪くもマーミットらしい大味な造形ですが、マイナーキャラのメイツ星人の数少ない立体物として貴重なソフビです。(個人的には、メイツ星人はベアモデルでソフビ化して欲しかった!) なお、このメイツ星人にはオマケとして、指人形タイプのムルチが付属していました。 #帰ってきたウルトラマン #マーミット #円谷プロ #怪獣 #ソフビ
マーミット スタンダードサイズ 平成18年(2006年) 帰ってきたウルトラマン 第33話「怪獣使いと少年」dape_man
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マーミット ディサイドマン(デサイトマン) スタンダードサイズ 平成物
ゴリ博士がプロボクサー、ピストン木戸口の優れた中枢神経を移植し、造り上げた最後の怪獣、ディサイドマン。 ゴリ博士が持てる能力のすべてを注ぎ込み、造り上げた「怪獣の決定版」ですが、着ぐるみのボディーは第55・56話に登場したマーダラー兄弟の流用、頭部のデザインはケムール人のパチモン風と、番組のラスト怪獣の割にはどことなく安直さが感じられるのがこの番組っぽいですね(笑) ただ、トゲが付いたグローブ風の両手と、リングシューズ風のブーツのデザインは、ボクサーをモチーフにした怪獣らしくて良かったと思います。 平成23年(2011年)に発売された、マーミットのディサイドマン(商品名はデサイトマン)。 原型は太田工房の太田好璋氏。 力の抜けた造形が、どことなく安直さが感じられる、この怪獣の雰囲気に合っています。 以上、マーミットから発売されたスペクトルマン怪獣3体。 マスダヤのスペクトルマン怪獣シリーズを手掛けた方の原型とあって、当たり前と言えば当たり前なんですが、当時物と並べても違和感を感じさせない造形が良いですね。これでもう少しマスダヤっぽさを意識した彩色だったら、なお良かったかも知れませんね。 #宇宙猿人ゴリ #スペクトルマン #マーミット #マスダヤ #ピー・プロ #ソフビ #怪獣
マーミット スタンダードサイズ 平成23年(2011年) スペクトルマン 第62話「最後の死斗だ猿人ゴリ!!」・第63話「さようならスペクトルマン」dape_man
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マーミット ボビー スタンダードサイズ 平成物
IQ増進剤「IQPS」を脳に投与する堂本博士の手術によって、因数分解を理解するほどの知能を得た天才犬ボビー。そのボビーが凶暴な怪獣と化したのが犬怪獣ボビーです。 すべては堂本博士の頭脳を操作し、手術に細工を施した宇宙猿人ゴリの陰謀でしたが、「犬」は人間にとって最も身近な動物なだけに、ボビーが凶暴な怪獣となり、人間の脳髄を貪り喰らう描写は非常に衝撃的でしたね。といってもこの話はまだ前編で、本当の悲劇は後編に起きるのですが... マーミットのボビー。 こちらは平成23年(2011年)のイベントで発売された、濃紺成型のタイプになります。 原型師は明らかにされていませんが、全体的な雰囲気から察するに、このボビーも太田氏でしょうか。独特な手足のバランスとか、最近の原型師の感性ではないような気がします。 味のある造形で、なかなか良い雰囲気のソフビです。 #宇宙猿人ゴリ #スペクトルマン #マーミット #マスダヤ #ピー・プロ #ソフビ #怪獣
マーミット スタンダードサイズ 平成23年(2011年) スペクトルマン 第48話「ボビーよ怪獣になるな!!」dape_man