ベアモデル レッドキラー スタンダードサイズ 平成物

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地球侵略を狙うズール星人が尖兵として使役する怪獣、レッドキラー。
代名詞ともいえるブーメランを両手には武器として、また、後頭部と鼻先には意匠として取り込んだ“ブーメラン怪獣”ですね。『帰ってきたウルトラマン』では第27話に登場したグロンケンに続く、非生物的要素を大胆に取り入れた怪獣ですが、あくまでも「自然発生」した地球怪獣であるグロンケンと違って、ズール星人が「サイボーグ化」したという設定があるレッドキラーには説得力がありました。もっとも、こうした人為的に無機物が付け加えられた生物兵器型の怪獣も、このレッドキラーの登場以降、『ウルトラマンA』の超獣や『サンダーマスク』の魔獣、翌48年の『流星人間ゾーン』の恐獣等々、当たり前になり過ぎて、急速に“陳腐化”して行く訳でありますが...(個人的には大好物なんですけどね)

2008年に発売された、ベアモデルのレッドキラー。
着ぐるみの覗き穴の再現など、造形の随所に見られるリアル視点と、おもちゃならではのデフォルメが絶妙なバランスで共存している造形ですね。一連の超獣シリーズ同様、ブルマァク黄金期における名匠の作風を彷彿させる、高い美意識が感じられるソフビです。

#帰ってきたウルトラマン #ベアモデル #円谷プロ #怪獣 #ソフビ

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