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- 1F 怪獣・ヒーローのレトロなソフトビニール人形(宣弘社作品)
- 怪獣軒 エマー星人 スタンダードサイズ 平成物
怪獣軒 エマー星人 スタンダードサイズ 平成物
地下100メートルに設置されたカプセルの中で160日間にも渡る宇宙飛行士の孤独耐久テストを行っていた山城キャプテンを密かに“人間怪獣”ヤマシロへと改造し、侵略の尖兵として操っていた宇宙人、エマー星人。
劇中では、画面の暗さもあって今ひとつその姿は判然としませんでしたが、鋭い爪を持った六本脚がウネウネと動く、ヒトデとも蜘蛛ともつかない奇怪なビジュアル(ストーリー自体は「蜘蛛の糸」の寓話をモチーフにしたものですが、劇中の会話の中に「深海の海星」の話が出てくる箇所があるので、ヒトデと蜘蛛、両方のイメージを取り入れているようにも思います)を持った宇宙人で、冥府の底に潜みながら暗躍する、邪悪で禍々しい存在感はジャイアント仮面編の宇宙人の中でも屈指のものでした。
そんなこの宇宙人の劇中のイメージを上手く盛り込みつつ、レトロタイプのソフビに仕上げたのがこの怪獣軒のエマー星人です。同じ怪獣軒のシルバー仮面シリーズでも、別項で紹介したシカルナ・工房原型のヤマシロはかなりリアル寄りの作風でしたが、こちらは昭和怪獣ソフビムード濃厚なテイストで仕上がっているのが特徴です。
それもそのはず原型製作は、現行メーカーながらも昭和的な手触りや空気感を湛えたソフビ作りで定評のあるインディーズソフビの雄、ヤモマーク土岐氏。氏の味のある造形タッチは、御自身がかなりの玩具コレクターであり、古物ソフビにも造詣が深いところから来ているのですが、それだけにこのこなれた雰囲気も納得出来るというものです。
#シルバー仮面 #シルバー仮面ジャイアント #怪獣軒 #宣弘社 #ソフビ #怪獣
Jason1208
2019/01/20 - 編集済みこの話、芥川龍之介の『蜘蛛の糸』をモチーフにしてると聞いた覚えがありますが、御説明を読む限りではあまり原型は残ってないみたいですね。^^;
当時は多分裏番組の『ミラーマン』を観ていたかも。
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dape_man
2019/02/03私の地元は民放が日テレ系とTBS系の2局しかないところでしたが、そのせいかフジ系の『ミラーマン』は放映時間がずれていて、両方観ることが出来ました。ただ、3か月か4か月ぐらい遅れての放映でしたけどね(笑)
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