457系
主変圧器を50・60Hz対応のTM14形に変更し3電源対応とした形式で制御車・付随車は引き続き455形とされました。全車新製時から冷房装置を搭載しており、1969年から1971年にかけてMc+M'ユニット19組38両が製造されました。東北・北陸・九州地区に配置され主に急行、末期は普通列車で使用されましたが、2015年5月に全廃となりました。車両塗装は、地色を赤13号(ローズピンク)として窓周りにクリーム4号の帯をまとった「交直流急行色」と称される配色となっていますが457系登場後に塗装工程省略の見地から裾部の細帯は省略されました。