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50 Guitars Go Italiano / The 50 Guitars of Tommy Garett
50ギターズの、いや、 #スナッフ・ギャレット 氏の模索はまだ続いています。自分探しの旅へ出た彼らはイタリアにやってまいりました。今回はマンドリンとアコーディオンをフィーチャして、旅の思い出を届けてくれるのです。と、出来そこないのライナーみたいな書き出しをしてしまいました(´。`)
正直なところ、このアルバムを聴いても、あんまりギター・アルバムを聴いたと言う気はしません。どこが「ギターズ」やねん!と文句の一つも言いたくなるかというと、そういうわけでもないというアンビバレントな私です。やっぱり、アレンジの仕方、バックのギターも含めた弦の処理がうまいからだと思うのですが、とても豊かでふくらみのある音が、優雅な気分を聴き手に持たせるからだとおもいます。アレンジメントは前作から、アーニー・フリーマンが担当しているのであります。 また、選曲がよろしい具合で、我々くらいの年代の者なら必ず聞いている、歌ったことのある曲がちりばめられています。アメリカ人もそうなんでしょうか?まあ、「ボラーレ」はミッチー・ミラーで有名なのでしょうが、彼らもやっぱり、「帰れソレントへ」なんてのを音楽の時間に歌っていたのでしょうか?いかん、妄想がふくらみだした(^^ゞ
ということで、必ずしも「50ギターズ」という名前にはふさわしくないかもしれませんが、郷愁を誘う1枚であることは確かです。
もう一つ、1曲目の「オー・ソレ・ミオ」のソロ・ギターにはクレジットが入っていませんが、トミー・テデスコらしい響きがいたします。そして、いよいよ次のアルバムから彼がソリストとしてクレジットされて、50ギターズの真価が見えてまいります。
Side A
01 O Sole Mio
02 Al-Di-La
03 Summertime In Venice
04 Non Dimenticar
05 Returen To Me
06 Love Theme from ”La Strada”
Side B
01 Volare
02 Come Back To Sorrento
03 Mattinata
04 Ciao, Ciao, Bambina
05 Ànema E Core
06 Arrivederci, Roma
1963 / Liberty Records (LSS-14028)