イタチイモ[11]

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 種類自体は普通なのですが、このサイズは流通品としてはコレクターサイズと言えるものです。だいたい3-4cmくらいでやや小〜中型、5-6cmくらいのが悪しからずといったところでしょう。
 かなりスマートな印象のイモガイで、形も肩は鋭くない程度に角張り、模様は太い色帯2本とその縁の斑点列といった整ったもの。「真面目かっ!」とか思いますが、実は微妙に変異が見られます。特に、斑点列は色帯に貫入していたり、中央の白帯の部分に余計に出ていたり、この個体のように肩の模様が乱れていたりなどと、色々なタイプがみられ、たくさんあっても面白いだろうと思います(が、量集めるにはちょっと出現頻度低めか…)。
 サラサミナシはぱっと見よく似ており、両方とも普通種なのでよく混同されますが、慣れるとわりと簡単に見分けがつきます。本種のほうが細いのと、色が緑っぽいですね。

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