011 ブラキオサウルス (Brachiosaurus)上英語版・下日本語版

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ブラキオサウルス 
 竜脚形類/竜脚類/マクロナリア類
 1億5,400万年~1億4,400万年
 出産地:アメリカ、タンザニア、ポルトガル
 体長:22から30(?)m

北アメリカ、アフリカおよびヨーロッパ大陸産の大型竜脚類
かつては最大の恐竜と考えられていたが、今ではセイズモサウルスやアルゼンチノサウルスなどにトップの座を譲っている。前足が後足よりも長く、肩の位置が腰よりも高い。その姿勢は現生のキリンによく似ている。首を方までまっすぐに伸ばすだけで、頭部は6m藻の高さに達する。組み立てられた骨格の中には頭までの高さが13mにもなるほど首を上方に伸ばしたものもあるが、実際にそこまで頭を持ち上げようとしたら、関節が外れてしまうだろう。(ただし、それを可能にする軟骨の存在は理論上なければおかしい。)6mの高さは背の高い木の上部の葉を食べるには十分な高さであり、産出国を見てもわかるように、広範囲にわたった生息範囲を維持しているのも理解できる。頭頂部にある鼻腔については様々な説があるが、鼻穴から鼻腔迄の長さは必ずしも骨にある位置にあるべきでもない。(鼻の長い像はその極端な例であり、鼻が人種によってさまざまな隆起を見せている人類のヴァリエーションもその一例だろう。)
以上解説に加筆参照
追加の画像は、現在動物の食物接触の高さ、範囲等の種による選択があったのではないかという現代動物からの収斂的考察による想像図。

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    TETSUYA.JP

    2024/02/11 - 編集済み

    これはちょっと、地球の重力を考えればあり得ない首の長さかと。。
    水棲ならあり得ないですが、だったら足の形が。。
    当時は地球の環境が今とは違ってたんでしょうか?
    とっても面白いです♫

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      Mineosaurus

      2024/02/12

      コメントありがとうございます。ブラキオサウルスはこれでも竜脚類としては中くらいですかね。もちろん頸椎の数は多いし、頭部の重量は軽減され、頚椎を支える胸部の筋肉と骨の重量は物凄いですね。ただ、を天に向かって高く保つことは心臓に極端な負担をかけるのでありえないことだったと言われています。首の長さの重力の均衡は胴体と尻尾でのバランスの上に成り立っていて、現代の長距離の橋の建設にも応用されている物理的特性ですね。

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