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- 6F SHIRAISHI DINO 恐竜カード(日本語版・英語版)コンプリート E~Z
- 45 プテラノドン (Pteranodon sternbergi ) 最大翼開長のプテラノドン
45 プテラノドン (Pteranodon sternbergi ) 最大翼開長のプテラノドン
プテラノドン (Pteranodon Sterunbergi)
翼竜類/プテロダクティルス上科/翼開長:9.2m/名前の意味:歯のない翼
8.800万~7,800万年前/産出地:アメリカ
北アメリカの大型翼竜類。空を飛ぶので現在の恐竜の定義からは外れる。ボクがこれを描いたころにもさまざまな種があり、ステルンベルギ(掲載の絵)ロンギケプス(模式種参考図①)それからインゲンス(参考図②)一番好きだったけれど、現在では分類上疑問種とされ、現在はロンギケプス種に再同定されている。
そして、このカードで描いたステルンベルギは2010年に約50年振りにゲオステルンベルギア属に再分類された。ややこしいだろ?
だから、『プテラノドン』でひとくくりすると、一般的には露出度が最も多い模式種やこのステルンベルギの鶏冠をごっちゃ混ぜにして描いている。、まあ、そんなことで目くじら立てるのは、例えば演奏会に行って、最前列に座り、演奏自体よりも楽譜を睨みながら、ここにミスタッチがあったとかどうとかやっている音楽を音学としてとらえる夢の持てなくなった方々と一緒だとボクは思っている。分類なんて、学問上の必要性が勝っている。楽しんだ方が勝ち。
最後の参考図③はいわゆる特徴のごっちゃ混ぜ。いわゆるプテラノドン。
一般的な解説としては、頭にある特徴的な大きな鶏冠は飛行中には舵または垂直尾翼のような役割を持っていたと考えられるが、。考えられているだけである。
大きな嘴(くちばし)の内部には歯がなかった。食性は魚食性と推定。下顎の中に魚の化石があった骨格も発見されており、現生のペリカンのように喉に魚を貯める袋を持っていた可能性もある。骨の中は空洞で、大きさの割には体重は軽く、海面を滑空し、しう面近くの魚を掬い取っていたのではないか。
体構造の軽さと後ろ足の軽さから考えて、映画でよくある足が強靭な獲物を捕らえる武器である猛禽類のように。人間を鷲づかみにして空に舞い上がるような芸当はまずできなかった。ジュラシックパーク2では、ぎりぎりリアリティと娯楽のための誇張のバランスをとっていたのが見て取れる。
CRASH AND BURN 場外劇場
2024/06/06 - 編集済みそういえば昔の専門書ではプテラノドンのPは発音せずテラノドンだったのですが、今はこういう学術的な物もプテラ表記で統一になっているのですね。
てっきり略称がテラノだとティラノとごっちゃになるのでプテラが慣例になったものだと思ってました。
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Mineosaurus
2024/06/06コメントありがとうございます。英語圏ではいまもpを発音しないと思います。翼竜類(すべての空飛ぶトカゲ類はPTERASAURIAという分類上の括りがありますが、ドンというのは『歯』をあらわすようです。プテラサウリアは歯のある奴、無いやつ、ブラシ状のやつとかいろんなのが混然一体で入ってます。海竜と同じく、陸生でない空飛ぶトカゲたちもいわゆる恐竜の定義の第1『陸棲』から外れますので、古生物学者はおおざっぱなくくり方しかしませんね。海竜も首の長い首長竜や短い首長竜とか今もって訂正されないものもありますからね。( ´艸`)
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CRASH AND BURN 場外劇場
2024/06/07やっぱり発音しないんですね。
昔、古生物学者の小畠郁生が監修した「恐竜探検隊ボーンフリー」で
その事をおっしゃっていたのをよく覚えていたので。
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